2. 自由席
次は「自由席」。「自由席」です。
The next stop is "Jiyuseki".
新幹線の自由席は、意外と考えることが多い気がする。
まず。新幹線に乗るのならば、窓側の席に座りたい。
僕という人間は割と考えなしなので、スマホやらパソコンやらの充電は基本的にその時の気分気分で増減している。(朝の準備の時で大体使ってしまうため)
今日乗る新幹線は窓際にしかコンセントがない。これは死活問題である。実際現状のスマホの充電は半分を優に切っている。
なんとかして窓側に座る方法はないかな、と思考していた。
次に、降りる時である。
僕が降りるのは終点ではなく途中駅、それも新幹線の軌跡のちょうど真ん中あたりである。
窓側に座る方法を精一杯考えて成功したとしても、隣の人の方が僕よりも新幹線の旅路を楽しむことはほぼ確実である。にもかかわらず、遠足を楽しみにしている小学生のように、はち切れんばかりのトランクを引っさげて(現状席の上に鎮座) ノコノコやってきてしまった。
なんとかして隣の人が嫌だと思わないように降りる方法はないかな、と思考している。
そんなに思考しても結局行き当たりばったりで意味はないのだが。そもそも始発駅で新幹線に乗るのだから、大体窓側には座れるということを忘れていた。四十分前になんかホームに来なくていいのである。本当に小学生のようなワクワクぶりであった。
隣の人に配慮するというのなら、こんな文章を新幹線内で書かない方がいいのだ。今最大限にパソコンのカタカタ音がしないように頑張っている。電車で寝てる赤ちゃんの前で立ってる時くらい気を遣っている。
つまり、結局思考はなんの意味も持っていなかった。降りる時どうしよう。
自由席に乗るのは実に三年ぶりである。コロナ禍以前に乗って以来なので、せっかくだから楽しもうと思う。
二日続いた。でも昨日の分は今日の深夜なので、実質まだ一日か。油断してはいけない。
2023.03.11 13:55
湯たんぽ
本小説は『とある小説』2号どこか行きです。本日もご利用いただきありがとうございます。
This novel is bound for somewhere. Thank you for reading!




