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城のまとめ

※主国の城以外は()で国名を記しています。


①瀝青城

タールで塗り固められた四角い要塞。悪者が住んでいそうな物々しさを漂わせる黒い城。夜の国との国境近くに建てられている。ヴァルタン家の城。


②シーラズ城

シャルドン家の城。白い漆喰の城壁と群青色の三角屋根に形作られた美しい城である。高い塔は四本あるが、周りは低い城壁で囲われている。城の背後、数スタディオン先には内海が広がり、正面にはアザミの咲き乱れる草原と巨大な湖がある。


③緑湖城(アオバズク)

妖精族の国アオバズクの王城。屋根も塔も全て白い石を積んで建てられている。地下水路は国境を越え、ローズ城へ繋がっている。


④暁城(夜の国)

和と洋の合わさった城。外側は日本の城だが、内装は洋風だったりする。瀝青城とは数キロしか離れていない。空濠(からぼり)


⑤五首城(カワウ)

城壁の屋上には蛇の首のような五つの塔が建っている。城主バソリーが五塔のてっぺんに騎士の首を飾ったことが名の由来。二カ所、外へ繋がる隠し通路がある。第一部では何度も出て来る城。塔の一つはガメラ化したユゼフの亀が壊したので今は四つ。


⑥クレセント城(夜の国)

アニュラス一豪華絢爛な城。年に二回春と秋に催される仮面舞踏会が有名。城主のアーベントロットは神出鬼没で姿を現さない。真鍮色の肌を持つ吟遊詩人アマルがいた城。


⑦ローズ城

茨に覆われた石造りの城。四つの宮殿と十二の塔によって形成される。主殿の内装がアニュラスでも一、二を競うほど優美だと称えられる一方で防衛にも優れた城。主殿を囲う畝濠(うねぼり)が特徴の一つ。


⑧夜明けの城

主国の王城。赤煉瓦の外壁が日の出に赤く照らされる様が美しい城。東に騎士団本部。西に行政を執り行う知恵の館がある。


⑨百日城(グリンデル)

迷路の回廊に隠し通路だらけのダンジョンみたいな城。城の周りにはほぼ一年中、百日草が咲いている。百日で造られたというが、真偽は不明。城下町から出て丘を登ったところにある。以下、本文から抜粋↓

様々な形の塔や宮殿が密着し合うさまは巨大な要塞のようである。その姿はどことなくサザエに似ていた。ところどころに尖った塔が突出する以外、他の建物は渦を巻き、中心の主殿へ向かって高さを増していく。周囲の色とりどりの百日草が見事なコントラストを生んでいた。



実浮(みふ)城(エデン)

日本の城。平の将門が新皇として即位した時、三十二相の音楽で迎えられたことがその名の由来。二部後編より登場。

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