登場人物 あ
アイオン・グリンデル
クラウディアとナスターシャの父。ニュクスのまえのグリンデルの王。
アイロー
魔王エゼキエルの家来。バイソンの角と黒い翼を持つ。上半身は豊満な乳房を露わにしているが、下腹部から下は黒く濃い毛で覆われ、鳥の足をしている。顔は黒髪の美しい女。若い美男子をいたぶりながら殺して食べるのが好き。
アキラ・アナン
モズの魔法使いの森にアジトを構える盗賊達の頭領。ただのゴロツキの集まりを軍隊式のやり方で傭兵集団に変える。元はカワラヒワの貴族アナン侯爵の私生児だったが、侯爵に正式な跡取りができたため、城に居づらくなり家出。カオル・ヴァレリアンは腹違いの兄。愛剣「兄弟」は柄の部分に双頭のイヌワシの彫刻がされている。眉間から右頬にかけて刀傷がある。兄によく似ていて美男子。身長はユゼフより少し低い。長い黒髪。色黒でがっちりとした体格。考えるのが苦手で戦うのが好き。剣の腕前は確か。
アスター
→ダリアン・アスターなので「た」の所に記載。
アダム・ローズ
マリア・ローズの二人目の夫ハイリゲ・ローズが外に作った私生児。血のつながらないイアンの弟。端正な顔立ち。穏やかで優しい性格。ヴィナス王女に仕えさせるため、宦官にさせられる。
アデル・ヴェロニク。
ジャメルの父。カワウの英雄。アニュラス東南戦争の時、ソラン山脈にてバソリー侯爵に討ち取られる。首はバソリーの城の五つの塔の一つに飾られた(後に五首城と呼ばれるようになる)
アトス・ガーデンブルグ
クロノス国王の四男エレボスの息子。謀反により殺害される。
アドニス・ガーデンブルグ
クロノス国王の五男ヘクトルの息子。謀反により殺害される。
阿鳥忠兵衛
アナン家の剣術指南役。小柄ながらも剛剣の使い手。髷を結っている。
アナン(アキラの父)
→リュカ・アナンなので「り」の欄に記載。
アフラム伯爵
カワウ王国と魔国の境界付近に領地を持つ貴族。八年戦争時、ソラン山脈の戦いで鳥の王国軍が追い詰められた時、後方部隊で指揮を執っていた。グリンデルからの援軍の情報が入ると、真っ先に部隊を後退させたことで評判が悪い。魔国へ入り込み、亜人を捕まえて奴隷として売買している。片手剣を得意とする。若々しく小奇麗な印象。髭を綺麗に整えた伊達男。身長3.5キュビット(175センチ)
女王アフロディーテ
初代鳥の王国女王。三百年前、海の向こうからやって来た。アニュラス大陸全土を支配していたエゼキエル王を魔国へ追いやり玉座につくが、そのせいで大陸は七つの国に分裂してしまう。ガーデンブルグ王家の祖先。
アマル・エスプランドー
夜の国クレセント城の執事。仮面舞踏会では応接係を務めた。吟遊詩人。真鍮色の肌をした美男子。とっても派手。剣術大会の司会を任される。
アラム
モズの盗賊。魔国での王女救出戦の時にユゼフ率いる第一部隊に属する。気球の操作に詳しく、同じ操縦士のホスローに指示をしていた。がっちりとした体格で剣の腕も立つ。しっかり者で機転が働く。五首城でユゼフ達と対峙した際、負傷したにも関わらず勇敢にアンデッドと戦う。
アルシア
モズの盗賊。魔国での王女救出戦の時にユゼフ率いる第一部隊に属する。パレルソンで最初に黒獅子の襲撃を受けた時に動けなかった三人の内の一人。筋骨隆々としている。カワウの出身。行商人の息子。騎士に憧れ十五で軍に入ったが、ソラン山脈で機械兵士との戦いの際、逃亡して盗賊になる。
アルテミス・ガーデンブルグ
クロノス国王の七男ミノスの息子。謀反により殺害される。
アルベール・ヴァセラン
クリムトの後、鳥の王国騎士団副団長になる。八年戦争の時のアスターの戦友。剣士としての能力は優れているが、木訥として目立たないタイプ。自己主張しない。
アルメニオ
ユゼフが子供の頃から飼っている亀。
蟻通小太郎
イアンとサーシャの息子。身長4キュビット(2メートル)そばかす。顔つきは日本人寄り。新撰組にいた。
アレース・ガーデンブルグ
クロノス国王の長男。謀反により殺害される。
アンジェリーヌ・クレマンティ
クレマンティ卿の妻。イザベラの母。黒い瞳と癖のあるブルネット。若々しく美しい人。
アンリ・グリンデル
ナスターシャ女王とニュクス国王の間に産まれた王子。病弱で時間の壁が現れる三日前に病死。




