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1巻P256_足軽

足軽とは、『樵談治要』(文明12年書かれた一条兼良の著作である)に

「足軽はあってはならないものである。昔から天下が乱れることはあったが、足軽というものは古書などにも見えない名称である。

平家のかぶろ(平清盛が300人の童子を(※秘密警察として)使っていたものである)は珍しい例であったが、足軽はそれを超える悪党である。

なぜならば、京都内外の寺社仏閣・五山十刹・公家の住む寺院が滅亡したのは足軽の所業だからである。

敵がいるところならばまだ仕方ないが、そうでもない所を襲って打ち破り、または火をかけて財宝を漁っていたことは、まさしく昼強盗というべきものである。このような例は前代未聞である」云々と書いてある。

この記述に鑑みて、古の足軽とは、軍隊を構成するのにあちこちの悪党を雇って戦わせたものと思われる。

猛々しく乱暴に走り回って戦うことから足軽と名付けたのであろう。

これらは山賊・野盗の類でもあろう。

【頭書】『源平盛衰記』巻13の信連戦の条に「足軽たちが乱入し、「探し出せ」と命令した」云々と書いてある。

また、同14巻の三井寺僉議の条に「足軽200~300人が、法勝寺の北から三条河原祇園のあたりまでするりとまわって民家に放火したら」と書いてある。

また、『太平記』巻36の秀詮兄弟討死の条に「楠木正儀の足軽の野武士300人が両方の深くぬかるんだ田んぼに立ち、散々に弓を射る」と書いてある。


後に職制に組み込まれる前の俗称としての足軽です。

無教養で残虐非道な文明の破壊者的存在として描かれていますね。まさに乱世です。

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