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1巻P43_下帯の祝、1巻P45_祝言と云う事
○下帯の祝
今の世の中では幼年の人が初めてとうさぎ(ふんどし)をすることを下帯の祝と名付けて、烏帽子親のように「下帯の親」と名付けてその人よりとうさぎを台に置いて祝う習慣がある。古にはなかったものである。
あまりに世間の習わしが愚かになったためにこのような祝をするようになった。笑うべきことである。
○祝言と云う事
祝言とは何事においても祝い事である。
現代では婚礼の事のみを祝言という人がいるが、間違いである。
○下帯の祝
髪置で袴を履くことが庶民の間に伝わるにつれて転訛し、フンドシを履くことになったのでしょうか。
子供がおしめからパンツを履くようになったら成長したなあと思うのも親の性ですね。
フンドシであって袴でないのは庶民が袴を重要視しなかったからかもしれません。
○祝言と云う事
現代でもよくあることですが、ニュートラルなはずの言葉に色が付いていった結果、ある特定の物事のみを表すようになったのでしょう。




