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1巻26P_四の字を忌む事
四の膳を「よのぜん」といい、四献目を「よこん」といい、物の数をいうのに「四」という言葉を忌むのは、死という言葉を嫌うためである。
しかし、死という言葉を嫌うのであれば、料理に魚や鳥の死骸を使ってはいけないようにも思えるが、それらを使って祝うのである。
死骸を使いつつ四の字を嫌うのは一見おかしいことであるが、古から忌まないことを忌まないで、忌むことを忌むのを礼とするものである。
理屈を言って古からの礼法を捨てるのはかえって物知らずなのである。
ちょっと無理ないかな……と思いつつ読んでしまいます。
ここには典拠がないので余計に眉につばを付けておかないといけません。




