表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
浮気してくれる?  作者: 麻由香
2/3

転校生でした

あっつーい!なっがーい!夏休みが終わり、新学期が始まる。

せっかくの夏休みだったのに...素敵なことは何もなかったのですが笑

それなりに楽しかったし良しとしよう。

家族と初の海外旅行して、由未香(親友ね)と遊びに行って、1人で旅にでたりとかー。

まぁ、充実してたな。うん。


ふー。

9月だというのに、まだ暑い。

ムシムシする校内。じとりと汗が制服を濡らしてく泣 ゔぅー、気持ち悪い>_<


やっと教室につく。

もー、何で1年の教室は4階にあんのよー。

むっちゃ疲れたぁー。

グダグダしながら、自分の席についた。

にしても、うるせぇクラスだな。

そんな事を思っていたら、私に気づいた由未香が小走りでやってきた。


「おはよっー!ねっねっ、真水 聞いた⁈」


あ、真水って私の名前ね。覚えてっ。


「おはよう。聞いたって何を?」

「あのね、今日ね、うちらのクラスに転校生が来るんだって!」

「そうなんだ、楽しみだね♪」

「でしょ⁉︎ イケメンだといいなー!」

「由未香は彼氏いんじゃんよー(´・ω・`)」

「それとは別だよっ!てか、真水はいつになったら彼氏を作るわけー⁈」

「いやいや、無理だしょ?」

「だしょ?って何よww もーっ、真水はさー普通に可愛いのにさー、その厄介な性格っていうの?好みのタイプが変われさえすれば完璧なのにねー。」

「いや、可愛くねぇーよ。でも、まぁ、タイプのことだけは...もう諦めてるんだよ笑 私の絶対条件クリアできる人なんていたらキセキだよ。」

「また、そんな事言ってさー、真水は、あっ、先生来ちゃった。じゃあ後でねっ!」

「うん、後でねー。」

と、由未香は自分の席に戻って行った。


それと同時に、先生が入ってくる。

ん?見ない顔がもう一人。あ、例の転校生か。ほーう、なかなかのイケメンじゃん。

由未香の方をチラッと見ると、目を輝かせていた笑。よかったね、望み通りのイケメン転校生でっ!

周りの女子も騒いでいる。うるせぇw


「みんな、久しぶりだな!夏休みは楽しかったか?でも、明日からまた学校だからメリハリはつけるように!って、お前らそれどころじゃねぇーな笑 まぁ、いーか。

えーとっ、転校生の『佐伯 拓水です』...」

先生が、名前を言う前に本人が、自ら自己紹介してくれた。

と、同時に周りからは黄色い声が。うるせぇ


「佐伯の席は...あそこだ!藤原の隣だな。」

先生が言うと、佐伯くんはスタスタと歩いていき...菜々子の隣に座った。

菜々子は、周りの女子ときゃあきゃあ騒いでいる。

「あっ、そーだ。佐伯、このあと暇なら学校案内してもらえ!明日から普通に授業もあるしな、移動教室の場所とか教えてもらえ。

そーだな、クラス委員、頼んだ」

ちょっ、クラス委員とか、私じゃん。(嘘だとか思わないでねー。じゃん負けで仕方なくだからっ!)

「えっ⁈、あ、はい。わかりましたー。」

と返事した。


そして放課後...

体育館で校長の話を聞き終えて、教室ではホームルームが終わり、みんな帰っていく。

私も帰ろうとしていた。

その時だ、後ろから声がした。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ