第―話 あとがき
これを読む前に東方楽曲伝第6章を読んでおくことをお勧めします。
皆さん、こんにちは。ホッシーです。
東方楽曲伝第6章、読んでくださってありがとうございました!
さて、とうとう評価点が300点を超え、総ユニーク数も3万を突破しました!
お気に入り登録数も100人以上! 本当にありがとうございます!!
第6章はちょっとヘビー……って言うか、少しだけ残酷な展開もあり、受け入れて貰えるか不安でした。
しかし、その反面、雅さんが主となる話だったので私的にはとても好きな章となっています。
では、解説の方に移りましょうか。
第6章のテーマは『守ること』です。
今回の話で響さんは初めて『守られる側』の気持ちを知りました。そして、何かを失うと言う恐怖にも触れています。
そのせいで、【魂の残骸】が暴走してしまい、危うく闇堕ちしそうでしたね。
じゃあ、細かい設定などを紹介していきます。
・雅の炭素について
第4章辺りで雅の弱点が『炎』だとわかりました。触れただけで一定時間、炭素を操れなくなるほどです。
ですが、式神になった雅はガドラの炎を翼で受け止めても炭素のコントロールを失っていませんでした。
炭素に炎耐性が付いた? と思った人もいると思いますが、最後の方で行った変則弾幕ごっこで言ったように雅の炭素は仮式の頃よりも『格段に燃えやすく』なっているのです。
では、何故、コントロールを失わないのか?
それは、すぐに燃え尽きて他の炭素に燃え移らないからです。
もう少し、細かく言いますと『炭素の粒子が細かくなり、一瞬にして燃え尽きる』。これが正しい言い方だと思います。
雅が炭素を使えなくなる理由は操る炭素が全て、燃え尽きてしまい再び炭素を集めるのに時間がかかるからです。
つまり、雅の能力そのものは炎に触れた後でも活きていますが、操る炭素がないので能力が使えなくなる、というわけです。
しかし、式神になった雅は炎に触れても炎に触れた炭素がすぐに燃え尽きるだけで大部分の炭素は残っていますから、能力が失われないのです。
言ってしまえば、式神になったことで雅は『炭素を操る精度』が増したことになります。
他にも細かい設定はありますが、ほとんど作中で紹介していると思うので大乗だと思います。
もし、何かあれば感想などで質問してくださいな。
今回のあとがきは少し短めですが、そろそろ次回予告をさせていただきます。
第7章ですが、小話と言う割には長めの話がいくつかあり、その後に本編となっております。
ここで、一つ報告が……。
実は、pixivに投稿している東方楽曲伝にそろそろ追いつきそうなのです。話数的には30話――1か月ほどです。
なので、pixivに追い付きましたら、毎日投稿から1週間1回更新に変更させていただきますので、ご了承ください。
更新するのは土曜日となっております。
報告も終わったので第7章のサブタイトルを発表します。
第7章のサブタイトルは~unconscious memory~
完全に直訳ですので、調べればすぐにわかると思います。
お気づきの方もいると思いますが、第6章では過去編、一度も出していませんでした。
しかし、第7章は過去編もたくさん、出て来ます。
そして、あいつと初めての戦い。
後、第7章は中途半端に終わる予定です。第8章に続く形ですね。
単行本的に言えば、第7章が前編。第8章が後編、みたいな感じです。
さて、次回予告も終わりましたし、あとがきを締めさせていただきます。
東方楽曲伝も200話を突破し、ますます謎が増えていくばかりです。
ですが、これから少しずつ謎も解決していくので、気長に待っていてくれたら嬉しいです。
それでは、皆さん、お疲れ様でした!!




