3-4 桐谷 葵
「おーい。田中ー!!暇だろ??先生の手伝いしろ!!」
廊下で呼び止められる。
やっばい。こんな公共の場で言うな!!世界史担当・田中次郎!!
やらなきゃいけないだろがぁぁぁ・・・!!同じ苗字だからってこき使うなんて、さ・べ・つ!!
「田中先生~私、勉強しなきゃいけないので・・・。」
よし。いい流れよ美零!!そぉっと・・・
「いいから頼んだ、な。」
といい残し、職員会議という名の逃げ場に消えていった。
くそぉ、やるな次郎。独身なのに。(関係なし)
「でもなぁ・・多いんだよ。書類が。」
書類の山があたしを手招きしてよんでるぅ~!!
「大丈夫か・・?田中美零さん。」
誰?私の神様??勢いをつけて後ろを振り向く。
「桐谷生徒会長!!」
学校の人気者がなぜ、私の名を・・??
「なぜ私の名前を知ってるのですか・・・??」
思い切って聞くことにした。会長は笑いながら
「昨日の衝撃の友達宣言で、有名、有名!!」
やっぱりかぁ~噂流れるのはやっ!涼君、どうすんねん!!
「仕事大変でしょ。手伝うよ。」
ここに神様降臨!!
「ありがとうございます、桐谷生徒会長!」
心からの感謝です!会長、イケメンオーラすごいな。
「美零ちゃんって呼んでいい??おれのことは葵って呼んで!」
すがすがしいな。葵!!イケメンだっていわれれる意味が理解できるわ。
「はい!!よろしくお願いします!!」
ここから、書類の山と戦うことになった。
ーーーー3時間後ーーーー
「終わりました!葵先輩・・」
と力なく地面に座り込む。
「お疲れ様。お茶飲む・・??」
心に癒しがたまっていく!!先輩に合えてよかった!!
「ありがとうございます、ホントに!今度、お礼します!!」
それを聞き笑顔で
「楽しみにしてるよ。美零とのデート!」
笑いながら帰っていった。
でででででえ・・・・・
デート!?????????????
こんなのを読んでいただきありがとうございます!!
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