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        ー6ー



 翌日は教会長、副教会長にも出席願った。当然のごとく人数は揃っていない。

 席に着いているのはジョーイだけだ。



「……みんな、用があるって」

「そうか。来てくれてありがとう」

 予想はしていたから驚きも失望もない。教会長たちには「まんが王国史」と猛スピードで描き上げた第二弾「まんが楽しい算数」を渡してある。

「俺は待ちます。お二人は適当に切り上げて下さい」

「いやいやサボる口実ができてありがたい。この本は楽しいねえ! 読み方に慣れるのが大変だが」

「教会長……。これは院長が? 新しい発想で興味深いですね。これも権利登録を」



 副教会長はやはり登録を薦めてきた。できればレシピもマンガも縛りをつけたくはないが、俺ができなくなれば本末転倒だしな。

 ジョーイに第二弾を渡しておく。俺は時間の有効活用、第三弾のネームを作成する。

 著名な文学で行こう。勉強は真面目にしていたスタンのおかげで知識はある。



 三十分。

「い、院長。この九九表とは……、」

「覚えると便利ですよ」

 執筆中なんで適当な答え。

「それにこの! この式はなんですか!」

「便利でしょ」カリカリカリ。

 この世界にペン先を交換する方式のペンが根付いてて良かった。俺が描く時に使うのとほぼ同じやつだ。描き味を良くするためヤスリをかけて調整は前世でもよくやった。

 副教会長は代数を使った式の有用性に気づいている。マンガに落とし込んであるし分かりやすいだろ。

 算盤さほど使ってないから詳しい造り知らんが、使いやすいの作ろうかな。



一時間。二時間。三時間。



「昼メシですよ、お二人はもういいですから。ジョーイ、行ってきな」

 戸惑いつつ本を手にジョーイが立ち上がりぺこりとお辞儀して部屋を出た。

「断食には慣れてるよ」

 教会は教義でニヶ月に一度、一日半の断食がある。

 命を摂らず身綺麗にし神に挨拶するとか。



「これは俺の問題です。そこまで付き合っていただく訳には」

「この本と表と式の登録を……、もう一覧でください、あなたに任せるのはダメだと思う」

 副教会長の目がバキってて怖い。

「この教会指定で共同名義の登録に。他にも多数あります」

「!!───いえ、いけません」

「ありがたいな。教会が2割では?」

「教会長が仰るなら。お茶はいいですよね院長、喉の渇きは如何ともし難い」

「教会名義では本部に難癖つけられるかもね。副教会長の名前にして。私はミルクと砂糖入りで頼む」

「私ではなく教会長!! お願いしますっ」



 人に恵まれたな、スタン。今までもおまえを思ってくれた人はいたよ。

 おまえは俺と同じで「君の為なんだ」が嫌いで聞かなかったけれど、珍しくそれは正しい「君の為」だったんだ。

 そういう人を友人にしてりゃなあ。

 



「ジョーイ、どうだった」

 食堂に集まった顔はさまざまな様相を呈していた。

 居心地の悪そうなマディ、キースはパンをちぎりながら口には運ばず。静かな怒りを湛えて見えるハリー、ギルは変わらない無表情でリンは何か考え込んでいる。

「いつまでやるの、ディー」

「座ったら」

 涼しい顔でディーがジョーイに椅子を指し示す。



「君は人を従わせられる。でもこれはだめだよ」

「何を言い出すかと思えば。絆されたんですか」

 ジョーイの様子がいつもと違うのにディーは警戒を強めた。

「話は聞いた方がいい。新しい本もある」

 本を見せるや否や、横からハリーが奪いとり読み始める。

 数に関する事柄を魔王が奪ってしまい、一つずつ取り戻す勇者の旅という中身になっていた。失われたものの説明が流れに組み込まれ、退屈せずに覚えられる。

 こういう小手先は得意だ! と魔王、否、スタンレイの高笑いが聞こえるようだ。



「ディーが見せてくれた映像のあの暴言はたしかに酷い。だけど、なんの得もない授業にあれだけ労力を使っている。何より、顔は邪悪だけどあの人には邪心はないよ」

「ジョーイ、」

「……また調理やりたい」

 リンがぽつりとこぼすとキースが続く。

「俺は、鍛えたい。あいつ強いらしい」

「───俺も。強くなったら奴らを返り討ちしてやるんだ」

「マディとキースは隠れて鍛錬してるもんね」

 


 場違いな明るい声に注目が集まる。そこにはにこやかなギルがいて一同が驚く。

「ぎ、ギルが喋っ」

「おれはルティ。名前がついたから出てみたよ、けどマディと被ってやだな。ルーって呼んで」

「───察するにきみはギルの別人格かな。何か言いたい事が?」

 ディーの問いに首を傾げ、徐にパンを掴みスープに浸して食べ始める。

「おれねー、殺しちゃうつもりで奴の寝込み襲ったんだ」

「───!?」

「え? 殺す? いきなり??」

「うわ、ヤベー奴……、」



「だって怪しいんだもん、またギルが狙われたかと。でも失敗した。あいつかなり強い」

 互いの事情には触れないのがリリサイド修学院の不文律だ。マディとキースは隠していないが、他は口を閉ざしている。

「んで言ってたよ。部分的信頼を得るんだってさ。うわこれセルリが入ってる!」

「部分的……?」

 サラダのセルリを懸命に端に避けながらルティ──、ルーが答える。

「鍛錬させるのに、自分の強さを信用してもらうって。全面的信頼は無理でもそれでいいみたい」



 無口な筈のハリー十一歳は多分俺のポトトを食った主犯でマンガ好き。ちゃんと喋るのは面倒らしく端折った話し方に特徴がある。

 同じく無口ギルの内面には明るく俺を殺しかけたお喋り好きそうなルティがいる。十四歳。院でも飛び抜けて深刻な状況にいる子だ。

 臆病キャラなのに案外いろんなことに秀でる不思議でアンバランスな十五のジョーイ。鍛えればかなりの騎士になる素質あり。

 無口三人目のリン九つは殆ど話さないが、ピザの時は段々と距離が近づいて割とそばにいた。幼い口調が可愛い。

 マディは一番喋るからありがたい。人をバカにしつつ忌避感はないようだ。鍛えたいらしいので楽しみだな。魔法も使えるようにサポートしていきたい。十四歳。

 同じく十四のキースの眼はギルの次に暗いが、マディと一緒になんだかんだピザに真剣に取り組んでくれた。みんな整った顔でそれぞれにカッコいいが、キースは中性的ないわゆる美形。うん、腐女子さんは呼んでないからね。アップし始めないでね。

 そして十三歳と最年長でなくとも皆を統べるディー。部屋に来た時は柔らかな話し方がガラリと変わり、人を従わせる威圧を伴い威厳すら漂わせていた。明らかに只者ではない。



 気づけば紙に似顔絵を描いていた。黒髪黒目の親しみやすいリン、髪も眼もオリーブブラウンのジョーイ、ダークブロンドヘアにボルドーのハリー、銀髪にスカイブルーはギル&ルティ、茶褐色髪とターコイズはマディ、亜麻色にコバルトブルーのキース。

 ディーはきっと色を変えてるが一応、榛色の髪と眼。

 絵描きの端くれとして色の名前にはちょいと詳しい。色鉛筆はスタンの私物。隠れて馬や自然の絵を描いてた。さすが俺の転生。



「ほう、これはこれは」

 教会長が覗きこみ感心している。

「みんな笑ってますねえ」

「はい」


 笑顔か、気づかなかった。俺が見たい景色だ。野菜を収穫しながらみんなが笑っている。足元にネコを足すと完壁だ。



「……この申請、何時間もかかります。実演が必要と言われたらしなきゃいけない。何故今までしてないんですかねえ……。」

 すみません本当。でも俺もスタンも悪くない。

「元宰相の腕の見せ所だね」

 は?

「あなたのご威光で申請通せたらいいんですが、王兄殿下」

 んんん?? 王族と想像はしてたが予想よりだいぶ上だな!?

「まあ身分は捨てたしなあ」

「私は地位だけなので簡単でしたが、あなたは血筋ですから捨て切れません」

 待って情報量多い。まだ四十台でしょ二人とも!? なんでまたこんな閑職に説明はする気ねえなこれ!?



 ガラッ。

 油断してたらいきなりのオープンドア。

「マンガ。揚げポトト。」

「はあ……」

 ハリーの主張が今いち解らん。で? っていう。寄越せば話聞くってか?

 次々と生徒が入っては好きな事を言ってくる。

「まず剣術で対戦だぞ! そこからだっ」

 うんうん。おまえはそうだねマディ。

「ぼくマンガと料理好き」

 リンは可愛いなあ……。癒し。

「代理で。俺もおれも、強さは理解済みー。ギルは実はマンガ気に入ってる。あっ、ルーって呼んで」

 ルティが出てんの? ギルは?

「もう少し判るように話して欲しいんだが」

「先生に対して、限定的信頼を寄せる部分を宣言してるんだよ」

「限定的……」

 ポトトを信頼とは。

「ルティ…、ルーに話したんでしょう」

 キースとディーが説明する。

「で、私たちに話とは?」




 えっとこれどうしよう。

 転生の秘密を全て打ち明けて赦しを乞う予定だったが当面は解決では。考えた時はそれしかないと追い詰められてたが、今言うと蛇足な気がする。

 頭のおかしな奴扱いになる予感しかねえ。




「あ……、」

「あ?」

「あの暴言の後、祭壇壊そうとして頭を打って生まれ変わったと言うか───、一度死んだ気分だ。今は後悔してるしやる気もある。でなければ本は描けない。嫌々で作れるモンじゃないんだ」

 事実は言わないが、真実で話す。嘘は言わない。



「これまでの俺は喧嘩や決闘ばかりで素行が悪く、騎士になる筈がなれなかった。ここには不意打ちで連れてこられて混乱してた。かと言ってあの時の暴言を許してくれと言うつもりはない。許されるもんじゃない」



「頼むから続けさせてくれと、これからの俺で判断してくれと。そうお願いするつもりだった。俺の力の及ぶ限り、みんなを守らせて欲しい」



 ディーがちらりとハリーを見やる。小さく頷くのを確認し俺に向き直る。口を開こうとして、机の上の絵に目を留めた。

「何これ、芋掘りなんかした事ねえぞ」

 みんなが集まって絵を覗きこんでいる。

「ギルまで笑ってる、有り得ない」

「……これぼく?」

「───」 

「悪い、いつの間にか描いてた」

 見せるつもりなかったから恥ずかしいな。



「───いい絵、ですね」

 ディーがようやく言葉を発した。

「私も虚偽を申し立てあなたを陥れようとした。謝罪します。私としては、これからの院

長の在り方で判断するつもりです。まあ根本的な考えは変わりませんが」

「という事は……」

「私が代表しましたが、意思統一は済んでいます。それぞれが部分的にあなたを信用する事になりました。リリサイドへようこそ、フォーサイス院長」



「あー、オレからもいい?」

 マディが急に改まった雰囲気になる。

「ルティ───、ルーがオレと被るからと呼び名を変えた。オレもディーと似てるのはアレだから、……マディじゃなく、、」

「マディ……?」

「───アデルバード・ドワイエだ───、アデル、と呼んでくれ。マディは母方の苗字からだった」

「!!」




「……いいのか、マ、……アデル」

 キースが尋ねる。

 俺は徹夜で生徒のファイルを読み込んだ。ドワイエ侯爵家のタウンハウス半壊、それを引き起こしたのは次男の魔力暴走。

「魔力の制御が出来なくてとりあえず隔離されたの、別にみんな知ってたろうしな。暗黙の了解ってやつ」

 手首に嵌められた魔封の腕輪をかざす彼は、少しスッキリした様子だった。魔石が大きいので、効果は強力だ。

「え、僕知らなかった……」

「ジョーイはそのままでいろよ」

 苦笑するマディ改めアデル。

「誰。僕知らな。ドワ?」

「ぼくも」

「マジか! 僕組の奴ら疎すぎねえ? 名門なんだが!? リンは小さいから仕方ないか。ジョーイまさか、ウチも知らないって意味か!? 平民でも知ってるはず……、」

「俺も知らなかった!」

 キリッと告げたら可哀想な子を見る眼を向けられる。なんだよ。資料読むまでおまえの家名も知らんかったし。事件はさすがに知ってた。

「貴族の常識は抑えとけよ、フォーサイス子爵家の落第騎士先生」






 なあ、俺は逃げずに君と向き合うべきだったよ。固まってないで自分の言葉で罪をきちんと問い、話し合いをするべきだった。

 それはいずれ互いの救いにもなったろう。だから俺はもう間違えない。



「ルルイエ1/3世さん! 俺はここでやり直す! 向き合うのを恐れずに! 君も、真面目に歩んでもう友達を悲しませないでくれ! どうか元気で!! いつかまた、どこかで!! 楽しい思い出ありがとうー!」

 朝焼けの丘の上、もう会えない友人のハンドルネームを叫ぶ。



 綺麗に終わらせた別れのなか、心を掠めたのは彼に推し貸ししていたアニメだった。キマらないがオタクだししようがないんだよ……!! もう一度観たかった!






 彼は知らない。

 真新しい墓の前、きれいに包装されたBDと弔花を抱えて泣き崩れる青年がいたのを。

 葬式では腐女子始め、彼のファンやサークル仲間が大勢弔問に訪れては号泣し、家族を驚かせた事を。

 真夏のイベントで寝不足からの熱中症、愛する即売会場での出来事だった。

 ある意味本懐であったかも知れない。



「搬送前、スタッフとイベントに迷惑かけてしまう、ってずっと謝ってたんですよ……、ほんと優しくてみんな大好きでした。ごんぶとメガ太郎さん……」



 そう家族に語った腐女子を責められはしない。彼女は酷く打ちのめされ、彼のペンネームを呟いているのを意識していなかった。彼の人柄、絵の才能、描く男キャラが何より大大大好きだったこと。引っくるめてショックがでか過ぎた。



 家族や同級生に同人活動を知られたと教えたら、死んでも死に切れない思いに駆られるだろう。家族にひた隠す為の在庫なし売り切り主義も、貸しガレージに積まれたお宝を見られてはどうしようもない。

 もっとも、家族はうっすら察していた。隠せていると思ってたのは彼だけだ。




 読み専だった腐女子は、のちに猛特訓をして彼の男キャラを完コピした。その絵を引っ提げ同人BL界を席巻するのである。

 商業へ進んでも「心の師です」と彼を称え続けたが、聞いた者は「男性だけどBL描きだったんだ」と誤解したまま。

 死んでも死にきれない事案その2発生。



 同人活動のなか、偶然にも元ルルイエ1/3世=現ブラクラフト弐号と出会い事情を知ると脳天チョップをお見舞い。説教をかましまくる。窃盗の理由─課金ではない─に同情したものの、それはそれ、と気を引き締める。

 後日イベントで彼女のスペースを訪ねたブラクラフトが、心から反省している、もう謝れない、彼に会いたいと泣くので二人して会場で大号泣する羽目になる。ごんぶとを知る数人が居合わせ加わったため、何事かとスタッフが駆け付ける騒ぎになる。


 それからなんだかんだ趣味が合うので友人となり、ごんぶとメガ太郎の命日には必ず墓参りをし献杯を共にした。ついでに贖罪だとBL漫画のアシスタントもさせた。

 やがて互いが結婚しても、家族ぐるみの得難い友として永く友情を育む事となる。



 余談ながら、ブラクラフトの子供の担任は教師を続けていたごんぶとの従兄弟だった。後にそれが判明した時、ブラクラフトは何年か振りの涙を流す。

 ケンジ兄ちゃんは子ども第一主義を貫く、立派なベテラン教師になっていた。





「───ていう感じです。神だから先の未来まで見通せるよ。アフターサービスサービスぅ!」

 自称神に夢の中で、感動的顛末までを懇切丁寧に教えられた俺はどうするべきなんだ。

 裏の崖からアイキャンフライ? 丘から転げ落ちてみる? 魔獣の森で坐禅組んでくる? ───うん、忘れよう。夢は脳に留まらないもんだ。

「いいの?」

「うん、いい。二人が友達になって嬉しいし安心した。ケンジ兄ちゃんも先生続けててよかった。この幸福感は残る気がする」

 神の問い掛けに迷いなく答える。俺は既にこの世界の人間だ。

 BL以外の話は合うと思ってたよ。話のなか、金がいる本当の理由も分かった。ゲーム課金じゃなくもっと切実だった。

 言ってくれてたら返らないものとして貸したのに。君の力になりたかった。

 あの日、警察に出頭したが解決済みとして捕まえてくれなかった、と泣きながら墓に告白してたという。

 君はなんでそれ俺に言いに来なかったかなあと苦笑してしまう。そこに私はいません、なんよ。異世界に来たよ!

「神様、伝えてくれてありがとう」

 大事な友達も家族もどうかみんな幸せに。

 



 ん? 腐女子だけハンネでなく腐女子なのは気の毒? 

 仕方ないだろ、腐女子ってハンネなんだ。直球すぎて逆に尊敬するわ。

 




 朝焼けの誓いの後、二度寝して寝坊した。なんだかスッキリしていて気分がいい。

 その日、俺はディーにペナルティを与えると宣言した。

 暴言はスタンが悪いが、児童虐待の虚偽申告による画策は別ベクトルでよろしくない。下手すると人生終わってたしな。



「おまえには俺のマンガアシスタントを命じる」

「え? そんな事? というか、既にやることになってませんでしたか」

「高い技術の習得を求める」

「はあ」



 ピンときてないようだが、大変なんだからな!


「俺が苦しんだパースの概念を叩き込むから覚悟しておけよ……、データに移行してたら楽できたのになあ……、フフフ、〆切前にベッドで寝られると思うな。ざまあ」



 なんとなくアシをこき使う悪役マンガ家の気分になり散々脅したものの、後にディーはマンガ技術を易々と習得してみせた。

 2点透視、3点透視、こうですかスイスイ〜ッ。そうでふ。原理は一緒ですねとネコを各種パースで描き分け披露し、教室に延々机が並ぶのをローアングルの難しい視点からスラスラと描きあげ。俯瞰も説明だけで斜め上から見た教会長を、また、王都らしき街並をサラサラサラ。

 お、おまえ……、神の眼を持ってやがるのか。サッカー選手になれるぞ。


 

 更にはリリサイド修学院メンバーの性別反転まで完璧に描写した。絵はめっっっちゃ上手い。そして筆が速い!!! 週刊連載まで可能かよ……。

 絵柄は例えれば奥◯哉に似ている。もんのすげーウマい。

 二頭身まで完壁可愛いってなんなのこの子オジサンもうやだ。このちびデフォルメ動物なんか教えてないよ。サン◯オ呼んで商業化だ。サン◯イズでも良し。

 日本で漫画家デビューもすぐだな。だがしかし! マンガはストーリーが重要なんだよなァ!(ドヤァ



 ストーリーも素晴らしかったです師匠(土下座)

 十ページほど描かせたどっかの貴族一家のドロドロな内幕の愛憎劇、続き読みたい。更にはデフォルメ動物のほのぼの四コマ。

 四コマの起承転結もすぐ理解してた。おまえホンマに十三? じゅうそう違うで。淡路ですわ。と関西人でもないのにつまらないギャグってしまうくらい衝撃。

 えーと、背景がすごくて俺の絵柄とミスマッチ、、と思いきやカラー合わせてくれました。スパダリならぬスパアシかあ。



 

 不定期刊行誌作ります。

 記念すべき第一号表紙・読み切り・四コマはエヴァランド・ポッポー大先生です。ペンネームだそうです。俺もちょこっとおまけで描きます。

 院長もPNくらいつければ? って言われました。タイトル付けすら苦手なのに。ごんぶとメガ太郎だし……、ん? 何か思い出してはいけない恥ずかしさが蘇りそう。

 同時に、ルルイエさんへの後悔が薄れていい思い出だけが残っているのを感じた。あっちで良い方向に進んだのかもな。



 校正は細かいチェックが得意なリン。どうもキースがうずうずしてる気がする。俺の記憶の腐女子さんが歓喜しているよ。外人美少年のオタクとか祭壇作って拝みそうだわ。

 キースや、マンガ道場来いや。今なら教えられるぞ、ポッポー先生が!

 ハイ教えるのまで俺よりも上手でした。

 投稿大歓迎だよ。




 ───俺氏、異世界で何してんの??




(第一章おわり)

リン 校正 製本他

アデル 四コマ? ヘタウマ

キース やがて描き手

ギルルテ 一枚絵うま!(ギル

ハリー 読み専

ジョーイ 絵は描けるけどお察し

ディー 創刊時よりメイン 製本も



次は二章に行く前の腐女子さん視点。



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