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番外編 韓国の競艇場の設定案

「小説家になろう」は「短編」設定にしていると、

編集はできてもエピソードを後から追加できず、

何かと面倒なので本編中に挟んでいます。あしからず。


また、韓国でも競艇は行われていますが、

ここに書いてあることは「ほぼデタラメ」です。

参考にしないように!

現実:韓国には徴兵制がある。かつては2~3年、今は陸軍の場合1年半。

 空軍、海軍はもう少し長い。兵役を終えても除隊ではなく予備役になる。

 1年に1度は訓練に参加する義務があるし、有事には召集される。

→日本のように全ての選手候補生を1年間鍛え上げるのは無理があると判断。

 ただ、プレジャーボートなどとは構造が異なるため1,2日で免許…も不自然。

 連続半月程度か、週2回通うとして3か月程度で

 プロデビューできる制度セミプロを設定。

決定稿:

 日本と違って、選手になる前に全員が長期の合宿研修を

課せられることはない。全国ライセンス所持者は成績などにより

S級、A級とB級の3ランクに区分される。

S級になるためには長期(目安は1年間)の合宿研修を求められるが、

それ以外は比較的短期間で取得可能。

特定の競艇場のみ有効なライセンスはC級とし、

成績優秀でも各地を転戦することになるG1出場権は得られない。


 合宿研修中

競艇選手だからといって兵役が免除されるわけではない。

徴兵検査で落とされるレベルだと、競艇選手の審査もおそらく通らない。

年1回の訓練のため一時抜けることは認める。

が、この合宿研修中に兵役に就く選択は認められない。

その場合は退学になって、最初からやり直し。

かつては募集要項に「既に兵役を終えていること」とあったが、

「基準日に満18歳以上なら男女問わず」に変更された。


有効なライセンスを持っている者は選名簿に掲載される。

※頒布されているものは「韓国競艇選手名鑑」。

ただし、掲載人数で判断するのは間違いの元。本業が別にあって、

ほとんど活動していない選手や、特定の競艇場限定のライセンスで、

他の競艇場から応援要請があっても応じられない選手も多い。

実働選手が少ないので、連日12レース開催したら

1選手当たりの負担が重すぎるとして、通常は1日最大10レース。

シーズンとシーズンオフがあって、オフ(冬)には基本的に開催されない。

オフ期間中は仮にレース(年越しナイターなど)があっても

エキシビジョン扱い。舟券は販売されるし、賞金や報酬も支払われるが、

選手の成績には反映されない。


現実の日本:0.01秒早くてもフライング、1.01秒以上遅れると出遅れで失格。ゴールタイムは0.1秒単位だが、1/1000秒差まで判別可能。

設定:G1(SGはない)を除き、日本より基準が甘い。

0.1秒以降早いとフライング、2.01秒以上遅れると出遅れでともに失格。

ゴールタイムは0.1秒単位だが、1/100秒差まで判別する。


選手の交流:なし

 日本では日本国籍を有する者でなければ競艇選手になれないほか、

周回方向が反対のため、逆走事故が懸念されて実現していない。

日本の競艇選手の1人が元在日コリアンと分かって打診したことはあるが、

帰化前は北韓(北朝鮮)国籍だったと判明して没。韓国語もほぼダメ。

解放前から日本に住んでいた人の子孫で、いわゆる脱北者ではない。


 日本の競艇にある舟券は全種類ある(ただし、拡連複はワイドと呼ぶ)。

日本にはない、独自のものとして、種類と金額(1000ウォン以上、1000ウォン

単位)を指定して、組み合わせはコンピューターに任せる

Quick bet舟券がある(1着のみ予想するなどの、併用はできない)。

 過去には「幻の舟券」Korean Boat Race Vがあった。

別の言い方をすれば5連単。が、「一攫千金が夢じゃない」のうたい文句に

反してゴールが4艇以下で不成立、的中者なしで特払といった事態が頻発。

トラジ競艇場などは「対応できない」として参加を拒否。

参加した競艇場でもシステムに対する負荷が大きいとして、

対象のレースを一部に限定したことも低迷の原因。

インターネット販売に活路を求めたが、当時はネット利用者はごく少数。

ネット利用者でギャンブル好きはまずおらず、状況はあまり変わらなかった。

さらに

1. 入出金は一度専用口座を通す必要がある(クレジットカード不可)

2. パソコン通信やケータイからのアクセスには対応していない。

という問題もあった。そうこうしているうちに、システムのバグで

対象外の競艇場やレースのKorean Boat Race V舟券を売ってしまい、

「的中」したのに払戻を受けられなかった人が訴訟を起こしたのを

契機に発売終了。※訴訟は和解が成立。

一時はネットで開催日程、オッズや払戻金額などは

確認できても、舟券を買える機能は停止されていた。


電話投票コード:システム設計者が先走ったため、02(ソウル)と

 05(済州島)は欠番だった。ネットが普及したため廃止。

※現在のネット投票やマークシートにはこのような欠番はない。

マークシート

参考:日本は金額欄が30,20,10,5,4,3,2,1、単位は万、千、百円。

 当初は金額欄が0~9、単位は万、千、百ウォン。


金額は2個までマークできたが(例 6と4で10,7と8で15など)

「2と0で20」みたいな勘違い(正しくは2)をする人も少なくなかった。

さらに、0百ウォンでも投票できてしまうことが発覚。

集計上は1票扱いになるうえ、「的中」しても払戻はゼロのため大混乱。

「金額欄に0がある」、「2つまで選択可」は意味不明だが、テストの答案や

各種アンケート、暗証番号などのフォーマットを流用したためとされている。

0ウォンの舟券は有人窓口(マークシート提示を除く)、ネット、

電話投票ではエラーになって購入できなかったが、

一部で導入され始めたタッチパネル式でも購入できた。

この状況はすべての舟券が最低1000ウォンに統一されるまで続いた。

現在は金額欄が1~10で1つのみマーク可能。

単位は十万、万、千ウォンになっているので

1つの組み合わせに最大100万ウォンを賭けることができる。


ライセンスは韓国内全ての競艇場で通用するものと、

指定された競艇場のみ有効の2種類。

かつては複数(全部ではない)の競艇場で有効なライセンスもあったが、

様々な組み合わせが考えられる。確認不足で、その競艇場では無効な

ライセンスの選手を出場させて問題になったこともあった。

当事者の言い分:海水(または淡水)の競艇場ならどこでも有効だと思った。

複場(複数競艇場)ライセンスは廃止され、選手が1競艇場ライセンスを

希望するなどの例外を除き、原則として全国ライセンスが交付される。


通常は男女の区別はないが、レディース限定、メンズ限定もある。

メンズ限定は日本の競艇には見られないもので「ボートマスター杯」など。


 トラジ<桔梗>湖水競艇場 エバラ道

淡水、水位の変動なし。静水面

韓国初の競艇場。ダム湖の一部を仕切っている。

日本の競艇場がモチーフになっており、ノウハウなどの指導も受けた。

が、独自色を出すため、アウト1番〜イン6番と順番が逆。

観客に近い方を1番とした。番号別の色分けは日本と同じ。

距離はほぼ同じだが、周回方向も逆。

【正確には日本は3周1800mのところ、3周=1(カイリ)=約1852m】

コース中央付近の島は1つで、当初はウルルン島、

今は命名権によりシム島(Island SIM)と呼ぶ。

 特筆事項

この競艇場では、設計・施工業者の思い込みや勘違いから、

当初は消波装置などが固定されずに水面にプカプカ浮いていた。

消波装置が漂流してコースが行方不明になったり、

ブイなどが堤防や観客席付近に打ち上げられたりしていたという伝説がある。

もちろん、現在はアンカーでしっかり固定されている。

当初は他にも問題点があって、「○番失格」が観客や放送席からは

見えても、競技中の選手からは確認しにくい位置にあった。

そのためフライングで失格になったことに気付かないまま

レースを続行してゴール後に「アレ?」という事態も多発した。

この競艇場には、3連単より単勝や複勝の方が人気が高い傾向がある。

もし、場外舟券売り場、ネット投票が普及していなかったら、

3連単(複)を廃止してたかも?

チルト角度制限:-0.5~+3.0度。


 寿城(スソン) アカシア湖水競艇場 

人工的な池。淡水、水位の変動なし。静水面または難水面

名前は大邱市に実在する寿城池から。ただし、大きさ、所在地は別。

コース中央付近に2つの島(基礎は1つ)がある。独島。

東西約600m 南北約200mのほぼ長方形の池。平均水深2m

 特筆事項

当初、この競艇場の運営者は「選手は教習所でチルトの長所・欠点を

 学んでいる。無制限にしたところで『常識的な水準』に収まる」

と判断していた。が、選手らは思惑通りにはならなかった。

「ライバルに差をつけろ」とばかりに、極端な設定をする選手が続出。

-1.0度にしてスタートだけは良いが途中で失速する、

+4.0度にしてターン時に転覆するなどのトラブルが相次いだ。

地形的に季節によっては山地からの突風「大根おろし」の影響を

モロに受ける。しばらくして-0.5〜+2.0度とする制限を導入。

風速や季節などによって上限が変わる、変動規制を導入したこともある。

だが、今度は複雑すぎてチルト角度違反が多発。

直前に発覚した場合、修正している余裕はなく「失格・欠場」扱いになる。

今は-0.5〜+1.5度の範囲に固定されている。

が、「+2.0度まで認めて」という声は今でも少なからずあるとか。

「番狂わせ」が起きる確率は韓国一。

※現実の競艇では-0.5~+3.0度。-1.0や+4.0はネタ。

新規格では-0.5~+3.0度になっているが、今でも従来規格の

-1.0~+4.0度に設定可能なボートを使用する競技場もある。


 ムグンファ<むくげ>漢江(ハンガン)競艇場 ソウル市 ※実現せず

川の一部、淡水、流れあり。

ソウル都心部の漢江に計画されていた競艇場。が、建設予定地が

国会議事堂などが集まる汝矣島(ヨイド)に近いことを政府などが問題視。

「テロの標的になったらどうする」と却下され、実現しなかった。


 仁川(インチョン) ムグンファ<むくげ>海水競艇場 

海水、水位の変動なし。静水面

完全に仕切られているので、潮位変動はない。

アメリカの強襲揚陸艦インチョンの超大型模型(約1/10)が近くにある。

韓国の地名が付いている唯一の米軍の軍艦だと自慢する。

が、日本の地名が付いているものは硫黄島(Iwojima)沖縄(Okinawa)の2つあったので、2対1で日本の勝ち♪


 ヌルポ ヘバラギ<ひまわり>汽水競艇場 東海道ヌルポ

海岸付近の湖の一部、汽水、水位の変動あり。難水面

参考にしたのは束草エリア。ただし、かなり南側に設定。

近くの都市の名前を付ければ珍浦(チンポ)競艇場になるが、

珍島(チンド)と誤認されたら大混乱だ、としてこの名称に落ち着いた。

島は台風で破壊されたため撤去。代わりに噴水がある。

チルト角度制限:-0.5~+3.0度。


 群山(クンサン) ポンソンファ<鳳仙花>錦江競艇場

川の一部、淡水、水位の変動あり。

海に近いが、淡水を使用。

日本のふいんき(なぜか変換できない)を色濃く残す港町だけに、

来場者は日本の競艇場に来たと錯覚するかも?

でも、配置や周回方向は韓国式なのでご注意。


 モラン<牡丹>海水競艇場

海水、水位の変動なし。静水面

南海岸にある。底は岩で、最深部5mとされていたが、

極端に深い部分は埋められ、現在は最深3.5m。


 チェジュ トンペグ<椿>海水競艇場 済州道

海水、水位の変動あり。難水面(旧計画)

海水、水位の変動なし。静水面(変更後)

 水深2~3m(平均2.5m)

「集客を期待できない」と一度は没になったが、

ネット投票普及で復活。現在建設中。

ただし、以前の計画とは場所も異なる。

チルト角度制限:-0.5~+2.0度。

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