33話
グリー「そっか、やっぱり自分は特別じゃないのか…」部屋で一人。横たわって考える。
転生したからといってすごいわけでもない。兄さんが凄いからといって自分が凄いとは限らない。完全なる驕りだったのだろう。
意を決し、眠る。
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グリー「まずは朝のメニューから始めよう」
今まで怠っていた朝トレを始める。朝は4時。3時間みっちり鍛える。
1時間半は基礎練習。筋力、体力を鍛える。1時間はイメージトレーニング。ラスト30分に追い込みをかける。
グリー「やるぞ」
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グリー「やばい…眠気が…」
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グリー「放課後も鍛えなきゃ」
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カドウ「なんか寝ながらご飯食べてるんだけど」
キカン「朝4時から訓練してるからじゃないの?」
カドウ「うわ…頑張ってるねぇ」
キカン「目つきも変わったと思う」
カドウ「いや、あんたのことよ」
キカン「え?」
カドウ「いや、なんで4時から訓練してることを知ってるのかって話」
キカン「だって、3時に起きてるもの」
カドウ「1年の時から早寝早起きは変わってないのね」
キカン「生まれてからこの生活だから」
カドウ「それが中級生最強たる所以なのかしら」
キカン「わからないのだけれど、当たり前のことは当たり前にする。普通じゃなくて?」
カドウ「わかっていても体現できる人間なんてごく限られた人だけだわ」
キカン「それは言い訳に過ぎないわ」
カドウ「正論がここまで心に染みるとは」
キカン「それじゃ、おやすみ」
カドウ「ええ、おやすみ」
ムギン「グリー君どうしたんだ?」
カドウ「私たちもうかうかしてられないって話よ。それじゃおやすみ」
ムギン「あぁ…?おやすみ」
グリー「むにゃむにゃ」




