28話
コクロー「それではまた明日」そう言い放ち、グリーとヴェルを置いていく。
グリー「身体が動かない…」
仰向けになったまま、身体が動かない。身体が言うことを聞いてくれない。
ヴェルが目を覚ます。
ヴェル「っ…身体が動かない…」
グリー「同じく…」
ヴェル「早く帰らないとご飯が…」
グリー「でも身体が動かない…」
ヴェル「クソォ…!」身体を起き上がらせるが力が抜け、またうつ伏せに戻る。
「あらあら、男の子が二人して何してるの?」
グリー「デリオン…」
デリオン「空見るの楽しい?そっちは地面を見ているようだけど」
ヴェル「身体が動かねぇんだ…」
デリオン「ふーん、先生の扱きが相当キツかったのね」
グリー「肩を貸してくれると助かるんだけど…」
デリオン「いいけど、見返りは?」
ヴェル「こんな時に…」
デリオン「か弱い女の子の肩を貸すのよ?何かあってもいいと思うのだけれど」
グリー「何がいいの…?」
デリオン「何にしようかなぁ」
「そんなこと言わずに手を差し伸べてあげれば?」
デリオン「ハオリさん?」
ハオリ「ほら、グリーくん私の肩に」
グリー「ありがとう」
ハオリ「どういたしまして。そっちはよろしく」
デリオン「はぁ…」
ヴェル「すまないな…」
デリオン「せっかく面白いことを考えていたのに」
ヴァル「ちなみに何を考えていたんだ?」
デリオン「教えないー」
ヴァル「そうか…」
グリー「ハオリさんはどうしてあそこに?」
ハオリ「どうだっていいでしょ?助かったんだから」
グリー「そうだね…」
ハオリ「明日朝戦ってもらってもいい?」
グリー「身体が言うこと聞いたら…ね」




