26話
ムギン「コクロー…?」
グリー「どうかしましたか?」
ムギン「どこかで聞いたような気がしてたんだけど…」
キカン「コクローって3年前にこの学園を最優秀者として選ばれた人じゃない?」
ムギン「ああ!そういえば」
グリー「それって実質学園の一番ですよね…?そんな人がなんで学校で教員に?」
キカン「さぁ?」
グリー「そうですか…ちなみに先生は年度で変わったりするんですかね?」
ムギン「基本ずっと持ち上がりだね」
グリー「そうですか…」
―
部屋に戻り、一息つく。
グリー「明日からはしっかりしないとな…」
早めに就寝する。
―
グリー「早速勝負かぁ…」
目の前にいるのは大柄な男。名前はヴェル。魔法適性はなし。
ヴェル「覚えることは苦手でな、昨日のテストでは5点しか取れなかったんだ」
グリー「そうなんだ、5点何で取れたの?」
ヴェル「可愛い女の子の名前」
グリー「あー…なるほど…」
ヴェル「それじゃ3点いただくぜ」
グリー「あ、5点かけちゃうと0になっちゃうから一応その辺は考慮してるのね」
ヴェル「3点ならお前も140点だから問題はないだろう?」
グリー「うーん…まぁそうなんだけど」
コクロー「早く始めてもいいですか?」
ヴェル「やってやらぁ!」
グリー「よろしく」
突っ込んでくる、大柄を活かした全力タックル。
力はあるんだろうけど、スピードがない。
ジャンプして避け、ヴェルの頭に手を乗せ、反動をつけて身体を捻り着地する。
グリー「危ない危ない」
ヴェル「ふざけやがって!」右手を大きく振りかぶって殴りかかる。
グリーはその拳をそのまま流し、投げに移行する。
一本背負。巨体が地面に叩きつけられる。
コクロー「そこまで」




