24話
コクロー「それでは、楽しい学園生活を送ってくださいね」と先生は言い放ち、その日は解散となった。
―
グリー「デリオンさんってダリオンさんの弟子だったりするの?」
デリオン「なんで?」
グリー「名前が似ているから…」
デリオン「たまたまじゃない?それより気をつけないとね」
グリー「何が?」
デリオン「点数が一番高いのは君と私。そして先生は“人数制限については”何も言及していなかった」
グリー「と言うことは…」
デリオン「そう言うこと。1対残りなんてこともあり得るってこと」
グリー「そんなのズルじゃないか…」
デリオン「そう思う時点で君が弱いことの証明になってしまう。考えが浅はかだったね」
グリー「デリオンさんは全員相手でも勝てるってこと?」
デリオン「君が入ったらわからないけど、他の人が集まっても負ける気はしないかな」
グリー「なるほどね…ご忠告ありがとう」
デリオン「なかなか強いし、頭も回るみたいだからよろしくしておいた方がいいかなと思っただけ」
グリー「それではどうも」
デリオン「ただ、全員に負けると思った時点で−かな」
グリー「…」
デリオン「それじゃ頑張ってね」
グリー「お互い様ね…」
デリオン「多分君よりは強いから大丈夫だと思うよ」
そういい、寮に入りデリオンと別れる。
グリー「みんなの自己紹介はほとんど聞いてなかったから…やばいかも」
一気に胃がキリキリしてくるグリー。クラスメイトが抜け穴に気づかなければいいのだが…
自室に戻り、服を着替える。カドウ先輩に選んでもらった服を着る。
食事までには時間があったので少しゆっくりしながら、対策を考える。
対一戦ならなんとかなるだろうが対多戦はしたことが無いため、考える。
ありとあらゆる攻撃パターンなどを考えているうちに夕ご飯の時間になったので食堂へ向かう。
ムギン「グリー学園生活は楽しめそうかい?」
グリー「楽しみたいですね」と少し苦笑いが出てしまう。




