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君は何の勇者?  作者: はりまる
21/34

21話

グリーは自分の部屋のベッドで横たわっていた。


最後ムギンに言われた言葉。


ムギン「戦闘服じゃなかったら気絶してたかもね。戦闘服って受けるダメージを半分にしてくれるから、本来

ではあの倍のダメージだからね」


その言葉が頭から離れなかったのだ。カドウさんは細身だ。僕の前の世界でいうモデル体型。


なのに、あの威力を出せるとは…


しかも、あの攻撃が中級生全員が打てると思うと武者震いが止まらない。


グリー「面白いな、こんなに強い人がいっぱいいるなんて…」


ベッドから起き上がり夜ご飯を食べに行く。


カドウ「あれ、意外と元気じゃん」


グリー「いえ、まだ痛みはありますよ」


カドウ「戦闘服あって良かったね」


グリー「先輩が手加減してくれたおかげですね」


カドウ「ムギンに聞いたんだ」


グリー「僕に稽古つけさせてもらえませんか?」


カドウ「嫌だ、私の時間が削れるし」


グリー「そうですか…」


カドウ「あんたも筋はいいんだから頑張りな。私なんかを目指さずにね」


グリー「わかりました。ですが、今度戦わせてもらえる時があれば勝ちます」


カドウ「強くなるのはあんただけじゃない。私より成長速度が速くないと一生勝てないから」


グリー「わかってます」


カドウ「あ、買い物だけは行ってもいいよ」


グリー「あ、大丈夫です」


カドウ「は?」


グリー「いえ、今度はムギンさんを連れて行ってあげてください」


カドウ「そうね、今度誘ってみようかしら」



グリー(ムギン先輩ファイトです)


グリーは片付け、部屋に戻る。



グリーは風呂も入り、明日の準備をする。


初日は授業がない。


制服を着て行くだけでいいと聞いた。


制服を一度着てみる。半袖と長袖の2種類がある。


暑くなれば半袖でいいらしい。まだ少し肌寒いから長袖に手を通す。


前世では着ることのなかった制服に涙が溢れる。


制服を脱ぎ、戻す。明日から学園生活を送る。


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