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君は何の勇者?  作者: はりまる
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13話

グリー「武術学園に行くには東に向かって街を経由して南に行けばいいんだけど…街に行ってだと間に合わないかもしれないからショートカットで森を抜けるしか無いかな…」


森は基本立ち入り禁止、強くないと入れない。父さんを傷つけた熊もこの森の中では中位らしい。弱肉強食の勝者は熊をも殺す。


熊の死骸が出た時にみな、そう悟った。


グリー「迷っている暇はない。兄さんに追いつくには寄り道しているわけには行かない!」


森へ目指して猛ダッシュ。


森が見え、柵が立っている。おそらく2mくらい。足に力を溜め、跳ぶ。柵を越え、森の中へ入っていく。


整備がされていないから草が生え放題。よって木を登り、枝から枝へ飛び移る。


1時間もしないうちに熊がいた。おそらく子熊。1mくらいだろう。倒すには忍びない。おそらく近くに親熊もいるだろうから

迂回して進む。


少し右に反れ、真っ直ぐに進む。


森の中では方向が分かりにくくなる。途中途中に木に印をつけていく。夜も更けてきたので木の上で仮眠をとる。できる

だけ周りに気を集中しながら。


朝日が出るとともに動きを再開させる。匂いを発生させては行けないため、ご飯は森を抜けてからになる。半日でおそ

らく中心部くらいにきた想定である。


そろそろこの森の主であろう上位のものと出会うかもしれない。細心の注意をして森を切り抜ける。


再び足を動かし、森の中を駆ける。


印をつけ、次の枝に飛び移る。


1時間ほど過ぎたあたりで気づく。


グリー「この木さっきも通ったな」矢印を指でなぞり、考え込む。


おそらく、幻術魔法の類であろう。いつからかかっていたのだろうか。


森に入ったとき?仮眠をとったとき?いずれにしろこれは不味い。


魔法を解かねば最悪死にかねない。幻術にも二通りあり、意識だけを幻術にかけるものと、体全て幻術にかかるもの。

前者であれば意識が戻った瞬間に死んでいるはず。今この考えている最中も食われているはず。


ナイフで自分の指を切る。血が溢れ、痛みを感じる。意識だけでは痛みを感じないため、これは後者の幻術のようだ。


ひとまず安心し、また思考を巡らせる。


幻術の解き方は3つ。幻術中の術者を倒す。これは術者が近くにいなければ成立しない。二つ目は幻術を常時使うには

大量の魔力を消費する。よって媒介するものなどの破壊。3つ目は幻術外にいる人に魔力を流し込んでもらい。波形を

乱すしかない。


1つ目と3つ目は現実的ではない。


森の中で媒介できるものといえば動物の死骸か木による魔法陣の形成である。



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