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7話 アリアをイジりたい!


 2月までには戻れませんでした…

 不定期ですので、何卒、何卒。


 うわー…

 すっっっっっごく気まずかったぁ…!


 あんなに空気の重い夜ご飯は人生初めて。

 いつもはちょっとぐらい、ちょっとぐらいは話してたのに、なんと今日はそれがなし!


 だって声かけようと思っても、お母様は分かりやすく話しかけてくるなオーラ出すしー、イブちゃんは黙々とご飯食べてるしー。


「ヒトミおねーちゃん、おふろいこー?」

「うん、行こ!」


 そんな空気から抜け出したんだから、これからは楽しまないとね!

 普段はちょっとクールで近寄りにくい、イブちゃんと一緒じゃないと中々喋れないアリアにイジワルするチャーンス!


 ここだけの話ね、実はアリアにはもう甘え済みなの。

 イブちゃんと遊ぶ時に何回か甘やかしてもらっているから、実は甘やかされ欲よりもイジワル欲が…


「おねーちゃん、わるいかおしてる!」

「ううん、してないしてない!お姉ちゃんはいい人だよー?」


 危ない危ない、顔がニヤけてたかも…


「ほんとー?」

「本当、今までお姉ちゃんが悪いことしたことあるかなー?」

「うんとねー、おかしかってにたべてルナおねーさんにおこられてたー」

「それはねー、不可抗力って言うんだよー」

「ふかこーりょく?」

「どうしようもなくてしちゃったことだから、仕方ないっていう意味だよー」

「ふかこーりょくはわるいことじゃないのー?」

「う、うーん、半分だけねー…」


 だって、あの時はどうしても食べたかったというか…

 まさかあんなにルナに怒られるとも思ってなかったから…


「ふーん、でもヒトミおねーちゃんはイブのことなでてくれるから、いいひとだ!」

「そう!私はいい人、悪い人じゃないよ」

「ほわぁー、じゃあみんないい人だー」

「でもお母様は撫でてくれないね、悪い人だね」

「うーん、たしかにー…… でもさっきなでてくれたよー?」

「だから、やっといい人になったんだと思うよ」

「おかーさまもいい人になれたんだねー」


 本当にようやくだよぉ。

 苦節10年、お母様は初めて私の頭に手を伸ばしてくれた…

 イブちゃんを抱きしめるのも撫でてるのも初めて見たから、本当にさっきのが初めての甘やかしで…


「余り奥様を悪く言ったらダメ、あなた達の大事な母親じゃないの〜?」

「おわっ!ルナね、びっくりしたぁ」


 お母様に聞かれたかと…

 ルナの後ろからアリアにジッと見られる。

 大丈夫だよっ、イブちゃんに悪いことは教えてないよっ!


 お菓子の欲望は不可抗力!

 これは悪いことじゃないもんね!


「それでは夕食を食べ終えたことですから、約束通り入浴の時間です」

「はーい!」


 イブちゃんの元気いい返事!

 気持ちいいね。


「ヒトミちゃんとイブちゃんのお着替えは準備してあるよ〜」

「もう準備したの?ありがと!」

「う〜ん!私はヒトミちゃんのお世話係だも〜ん!」

「あはっ!もう、すぐくっつくー!」


 むっ、アリアにジッと見られてる。

 羨ましいかー?

 羨まむ前に、イブちゃんが寂しそうにそっちを見てるよー?


「今日もヒトミ様とルナさんは仲が良いのですね」

「もちろ〜ん、ずっと仲良しだもんね〜」

「ねー!」


 私とルナは2人で1つ、一心同体!

 そのぐらい仲良しだもん!


「あくまで業務ですよね?」

「その言葉は聞き捨てならないよ〜、私は私情100%でヒトミちゃんのお世話をしているからね〜」

「果たしてそれもいかがな物かと…」

「あら、そんなこと言って〜。じゃあアリアちゃんはイブちゃん嫌いなんだ〜」

「いえ、決して嫌いでは」

「……アリアおねーさんはわたしのこときらいー?」


 あぁあぁあぁ、このままだとイブちゃん泣いちゃうよ?

 ほらぎゅって、ぎゅって。


「いえ、私はイブ様のことが大好きでございます」

「ほんとー?」

「それは私情なの?」

「はぁ、そうですね。小さい頃から面倒を見ていますから、愛の1つや2つは芽生えておりますとも」

「わぁー!やったー!」

「何ですかこれは、わざわざ言うことでもないでしょう」


 そう言ってイブちゃんのこと抱き返してあげて、ラブラブなんだからー!

 ひゅーひゅー!

 お似合いだねー!


「言うことが大事なのよアリアちゃん。そこはアリアちゃんはまだまだみたいね〜」

「本当に必要なのですか?」

「もちろんよ〜、だから私とヒトミちゃんはこんなに仲良しなのよ〜?アリアちゃんももっとイブちゃんと仲良くなりたいでしょ〜?」

「えぇ、そうですね。イブ様とはより友好な関係を築きたいと考えています」

「もっ、素直じゃないんだからっ!」

「ヒトミ様、茶化すのはお辞めください」


 えー?

 本当のことなのにね。

 アリアってイブちゃんのこと大好きで甘々な癖に、クールぶっちゃって。

 そんな剥がれかけのメッキは剥がす方がイブちゃんのためだよー?


「じゃあヒトミちゃん、先どうぞ〜」

「お先ー」


 そんなドアとか開けなくていいのにね。

 ただお言葉に甘えて、先に脱衣所に入る。


「ありがとー!」

「失礼します」

「いえいえ〜」


 さっさと脱いじゃってーっと。

 ヒトミちゃんはまだバンザイして脱がしてもらってるんだー、まだまだ子供だねー。

 かわいい。


「さてさて」

「……ヒトミ様、脱ぎ終わったら先に入って頂いて結構ですよ?」

「いや、まだ待ってるよ」

「ヒトミちゃん、私達の服って脱ぐの大変だから、先に入らないと体冷えちゃうよ〜?」


 あー、そっかぁ。

 確かにちょっと時間かかってるイメージある。


「はい、脱げましたね」

「ぬげたー!」

「でしたら、イブ様はヒトミ様と一緒にシャワーを浴びていて下さい」

「はーい!」


 くっ、なかなかなやり手、アリア!

 しかし其方の胸はすぐに露わになる運命っ!

 そう時間稼ぎしても無駄だもんねっ!


「ヒトミおねーちゃんいくよー?」

「はいはーい」


 今はイブちゃんのため、先にシャワーを浴びることにしておこう。

 ふっふっふっ、ルナとアリアが一緒に入ってきて、その胸囲格差を見るのが楽しみだよっ…!

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