6話 ルナに心配させたくない!
「あっ、いたー!」
「イブ様、おはようございます。走ったら危ないですよ」
「アリアおねーさん、いまなにしてるのー?」
「今はルナさんとお茶をしているんです」
「おかしはー?」
「ありますよ、あーん」
「あー、んっ。おいひー!」
この人はイブちゃんのお世話係のアリア、14歳。
ルナとは違ってクールで大人しいおっぱいも小さなお姉ちゃんだけど、中身はイブちゃんに甘々な人なんだ!
夜ご飯前にお茶菓子をイブちゃんにあげちゃうぐらいにはね!
「ヒトミちゃん?目が赤いけど何かあったの?」
「ううん、大丈夫だよ!」
ルナまで心配させちゃダメだよ私!
「ふふ、こっち来てヒトミちゃん」
いつも通り、いつも通り…
笑って、笑って…
「えいっ!よ〜しよし」
あっ、ルナのやわらかおっぱいが。
それにあったかくて、安心する…
あれ、また泣いちゃう。
泣いちゃダメ、ルナにまで気を使わせたくないもん。
「大丈夫、深くは聞かないから。いっぱい泣いて、その後にゆっくり考えましょ〜」
ああぁあぁぁ、優しくされちゃうともっと泣いちゃうから…
うぅ、ルナ、ルナ…
「ルナも大変ですね」
「いえいえ、大変じゃないよ〜?こうやってヒトミちゃんをぎゅってするの大好きだからね〜」
私もルナのおっぱいと手にサンドイッチされるの好き…
でもちょっと今はポジションが悪くて息しづらいかも…
「アリアおねーちゃんもぎゅってしてー?」
「えぇ、いいですよ。お膝に乗りますか?」
「のるー!」
「ぷはっ」
「あら、息苦しかった〜?」
「ちょっとだけね」
「ごめんなさい、いっぱい甘やかさなくちゃと思っちゃって」
ルナが濡れた顔を、ハンカチで拭ってくれる。
優しいぃ…
「アリアちゃんにとって、イブちゃんをお膝に乗せて抱きしめるのは大変〜?」
「たいへんなのー?」
「いえ、大変ではないですよ。イブ様はまだまだ小さいですからね」
「えー、ちっちゃくないよー?」
「昔と比べたら、大きくなっていますね」
「えへ、でしょー?」
イブちゃん嬉しそう!
アリアも2歳の頃からイブちゃんのお世話をしてるから、さすがに扱いが上手だ…!
「でもヒトミ様はもう学園ですから、少しは自立しないと大変かもしれませんね」
「うっ、それは…」
それは…
そうかもしれない…
でも、私の本質は甘やかされるところにあり!
学園の新しい学友にも甘やかしてもらうんだから!
このスタンスを変えるつもりはないよっ。
「いいえ、ヒトミちゃんはまだまだ小さい子供よ〜?最近まで出ないのに私のおっぱいを吸っ」
「あー!わー!わーー!!」
ダメダメダメ!
それ言ったら1番ダメ!
お姉ちゃんとしての威厳!
お姉ちゃんとしての威厳!!
最近になって恥ずかしいかもって思ってやめたのに!!!
「あらあら、言っちゃダメだった?」
もう小声で確認しても遅いよルナ…!
「ダメダメ、特にイブちゃんの前ではダメ…!」
一応、私も小声で言うけど…!
「ヒトミおねーちゃん?ルナおねーさんのおっぱいすってたのー?」
「うっ、いや、その…」
あぁ、終わった…
お姉ちゃん人生、終わっちゃった…
あっ、涙が…
「いいなー!イブもルナおねーさんのおっぱいすいたいなー!」
「あらそうなの〜?でも、イブちゃんにはアリアちゃんがいるでしょ?」
「アリアおねーさんにはおっぱいないよー?」
「うっ、あの、イブ様…?」
予想もしてなかったイブちゃんの純粋無垢な反応と受け答えに、アリアがダメージを受けてる。
アリア、何も悪いことしてないのに、かわいそうだね。
「えっとですね、イブ様はもう母乳を吸う必要はありません、ご飯が食べれますから。それにルナは母乳出ませんよ?」
「ぼにゅーはいいの!おっぱいがすいたいのー!」
「イブ様…」
あぁあぁ、イブちゃんの甘えたっぷりにアリアが困っちゃってる。
あと、お姉ちゃんはすごくホッとしてるよ。
お姉ちゃん人生、終わってなかった!
「アリアちゃんも2歳からイブちゃんをお世話しているんでしょ〜?」
「そうですね」
「その時、おっぱい吸わせてあげなかったの〜?」
「いえ、まあ、イブ様がミルクを飲んだ後に親指をしゃぶっていたら、代わりに吸わせていましたが…」
へぇー、そうなんだー!
あのクールなアリアが、イブちゃんにおっぱいあげてたのー?
ちょっと面白そうな物を見る目をしてたら、アリアにジッと見返されちゃった、ちょっとどきっ。
「お言葉ですがヒトミ様、本来であれば母乳の出る者がお世話係になるところ、奥様の意向で年齢の近い私達がお世話係になったのです。つまり業務の中に母乳を与えることが入っており、仮に母乳が出なくてもそのような業務をするのが私達目の仕事なのです」
「うんうん、そうだねっ」
それでも、イブちゃんにおっぱいを吸わせてた事実は変わらないよっ。
えへ、想像すると、ちょっと面白いね。
「それでー?ルナおねーさんはおっぱいすっていいー?」
「私でもいいけど〜、イブちゃんのお世話係はアリアちゃんよ〜?まずはアリアちゃんに聞いてみてねっ」
「でもー、アリアおねーさんおっぱいないもん」
また純粋無垢な言葉のパンチが…!
「イブ様も、お言葉ですが私目、胸、あります」
「ほんとー?」
「分厚い生地の仕事着ですから、分かりづらいかもしれませんが」
「さわってもいいー?」
「その、まあ、触っていただいて結構です」
「うーん… どこー?」
やめてあげてイブちゃん!
その言葉が、アリアを無意識に傷つけているかも…!
面白いから止めないけどねっ!
「ここです、ここにあります」
アリアも躍起になってイブちゃんの手を誘導しちゃってるよ…
「えー?えーーー???」
イブちゃん、そんなに首を傾げたら、アリアがっ…!
心なしかアリアの顔が泣きそうだよ…!
「イブちゃんイブちゃん、アリアちゃんと一緒にお風呂入って確認したら〜?」
「あー… はいりたい!アリアおねーさんとおふろはいりたい!」
…?
「あれ?イブちゃんとアリアって一緒にお風呂入ってるよね?」
「あのねー、いっしょなんだけどねー?」
「私目の仕事は、イブ様の体を洗い、安全に注意を払うこと。服を脱ぐ必要はありません」
「そう、だからアリアは私達みたいに一緒に洗いっこして、お風呂に浸かることはないんだって〜」
「へぇ、そうだったんだ」
だからアリアのおっぱいのサイズは分からないと、そういうことね!
「それでアリアちゃん、あなたの大事なイブ様は一緒の入浴をご所望よ〜?」
「えぇ、イブ様がそうおっしゃるなら、ご一緒いたします」
ふむふむ。
イブちゃんとアリアが一緒のお風呂…
「それならさ、久しぶりにイブちゃんとも入りたいし、4人でお風呂に入ろうよ!」
「わっ!はいるはいるー!」
「いい案ね、久しぶりにアリアちゃんのおっぱいのサイズも確認したいし〜」
私も確認したい!
「…いいでしょう、イブ様のお望みですから」
「お風呂狭くなるね〜」
「4人でも十分な大きさです、あのお風呂は」
「よしっ、じゃあご飯食べ終わったらお風呂ね!」
「やったー!いっしょのおふろだー!」
イブちゃんとのお風呂も久しぶりだし、すごく楽しみだね!
「じゃあそろそろ時間だから、食堂までご一緒するね〜」
「行きますよ、イブ様」
「はーい!」
「よしっ、ご飯に行くぞー?」
「おー!」
今度はお姉ちゃんがイブちゃんの手を引いて、食堂に行くよー!