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7部分 伝説の黒髪って。ドユコト?

みんなの伝説と答え合わせなのじゃ。

 2日目 どこかの村 雑貨店~青いかね



 雑貨店の奥に移動した3人。シマッタ顔の猫人キキさんとバニーたん。


「ちょうどええというか、じっくりとOHANASIしようぢゃまいか。先ずはバニーたん。洗いざらいゲロっちまいな?」


「わかりました。騙すつもりはなかったというか、話すにはまだ早いかなと思ったのと、鷹王さんを取られたくなかったので昨日は言わずにいたんです。獣人族には種族を問わず伝えられてるお話があって、神によって遣わされた黒髪の軍師と美姫達によってこの世界は平定されたと言う英雄譚が語り継がれているんです」


 ちょっと待ってーナ。おかしいおかしいって。黒髪の軍師と美姫達ってヲイヲイヲイ。ふたりぼっちの1043話で語られてるって。しかも錯者が乾燥卵でゲロってたしよーふたりぼっちの数百年前だって。ぢぢぃは某所リリスの一味か?時系列が逆転してるがな。いよいよ訳わからんくなってきたなあ。


「ですので、黒髪の人族と言うのは私達にとってはおとぎ話のヒーローヒロインなんです。

 そんな黒髪の人族が目の前に現れたんです。昨日、私の前に突然ですよ?しかもぢぢぃとか落とされたとかって言ったの聞いてこれはおとぎ話の通り神様が遣わされた伝説の黒髪の人族なんだって思ったらもう舞い上がっちゃって。家に連れてきてすぐにお母さんにも話しました。すると『好きにおし。でもね、伝説通りだとするとたくさん美女たちが来るよ?それでもいいなら頑張りな』って言われました。そのあとは鷹王さんも知ってる通りです」


「大体何んとなーく出会ってからの事は理解したわ。そらそう言う話が子供の頃から当たり前に聞かされてたなら合点もいくけどよー、俺としては謎が謎を呼んで教えて余事センセ状態やわ。で、キキさんはバニーたんがそんな人連れてきたもんだから思わず叫んじゃったと。ヤレヤレマイッタナ」


「そうなのそうなのにゃ。何でバニーちゃんがそんな人連れてるのよ~ってね。うらめやましくて私も仲間に入れなさいよーなのにゃ」


「なかまって何の仲間なんだか。ってことはさーおにゃのこ獣人さんずはもれなく好感度上げ上げ状態で男獣人達からはリア充爆発城田優になるんちゃうん?」


「男獣人はともかく女獣人からはほぼもれなく好意を持たれる状態になるかと」


「ナンダッテー。そんな確変無限ループな話ホンマにあるんかよ。ヤッベーのくたんの罠だらけ」


「現に私もそうなのにゃ。一目見て、本当に黒髪の人族が目の前にいるにゃー、もう虜にゃー」


「話は分かった。初対面でくっついてくるな。ひとまず俺部屋に戻るわー。どうにかせんとおちおち村の中歩かれへん。バニーたんはちょっとまだ聞きたいことだらけなので部屋に来て?」



 うーん。ふたりぼっちのあの集団が今のこの状況を作ったってことになるとやなー、この世界全体がメビウスリングの輪の中で鶏が先か卵が先かみたいなループを繰り返していて時間軸まで閉じた世界なのかもしれへんなあ。だとするとお互いに時間を超えて干渉しあうのか?

 まだ情報らしき情報が乏しすぎて結論を見出せないけどもう少しパズルのピースを埋めていこう。当面は情報収集より人前に極力出ないようにして状況の整理と対策を考えないとあかんなー。銭はあるから当分というかもう青いかね在住で行くしかないかーバニーたんと一緒なら俺的には満足なんだけどね。


 まだまだ悪辣な仕掛けがあるような気ぃしてしゃーないわ。こんなこともあろうかとがまだまだ隠されているに違いまい。余事ワールド耐性は結構あると思うんやけどなあ。




 宿に戻り、スタシャさんにひとまずジト目を送って部屋に戻る。

 バニーたんと部屋に入ってさて、第2ラウンド開始や。
















 やだなあ、話聞く方やで。









ちょっとそこのドンブラーズさんとかるめっち。

脳内変姦しすぎ。

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