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【詩集】Shangri-La

惜別

作者: 野鶴善明


 集いはいつか終わる

 いつかは別れがくる

 今日がその日

 ありがとう

 ひと声言って

 僕は旅立つよ


 長い付き合いだったね

 初めて話をしたのは

 あの堤防のうえだった

 海風を感じながら

 たわいもない

 おしゃべりをしたっけ


  花束をありがとう

  あざやかなバラだね

  華麗なヒアシンスだね

  かすみ草もかわいいね

  大切にするよ


 語り合った夢は

 はんぶんくらいは

 ものにできたかな

 なにもなかった

 あの頃とくらべれば

 ずいぶんよくなった


 君たちの夢と

 僕の夢が

 交じり合った

 素敵な時間

 苦しかったことも

 今となっては

 いい思い出だね


 名残は惜しいけど

 いつかは別れがくる

 今日がその日

 元気でね

 感謝を胸に抱いて

 僕は旅立つよ



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