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三百枚書けるようになるお得な「小説の書き方」コラム  作者: カイ.智水
基礎篇〜右も左もわからないときは、まずは基礎から
13/1500

13. :pixiv小説は二次創作天国(中略あり)

【注意】

 この回は『ピクシブ文芸』様の元となった『pixiv』様の小説機能について大半を費やしています。

『小説家になろう』様の読み手の方には関係のない話なので、中身のほとんどを略しました。

――――――――

【原文】

『pixiv』では二次創作が断然強い。そんな中、オリジナルで勝負したい人はどうすればいいのでしょうかということに言及しています。

pixiv小説は二次創作天国


 これまでのコラムで述べたとおり、オリジナルの小説を書くことはかなりたいへんです。

 でも小説を書く腕前を上げるには、本数を書くしかありません。オリジナルの物語をそうポンポンと生み出せる人はごくわずかです。

 そこで手っ取り早く「二次創作」で書くことを思いつきます。とくに『pixiv小説』のように元から二次創作が好まれる小説投稿サイトであれば、いいねもブックマークもオリジナルよりも増えやすいのです。

 逆にいえば「二次創作」でいいねとブックマークを集めていき、ある程度フォロワーが増えてきたとき初めてオリジナルを投稿するという手があります。

 今までオリジナルの小説を何本も『pixiv小説』へ投稿しているのに、いっこうにいいねもブックマークも上がらないとやる気が出ないですよね。『pixiv小説』では「二次創作」の需要が高いので、まず読み手の多い作品の「二次創作」を書いてみることをオススメします。オリジナル一本で行きたいとお思いの方は、素直に別の小説投稿サイトへ投稿すべきです。

男性寄りなら『小説家になろう』様や『カクヨム』様、女性寄りなら『エブリスタ』様や『アルファポリス』様など、適切な小説投稿サイトを選べば、必ず反応があるはずです。



〜(中略)〜



二次創作の注意点

 二次創作はキャラ設定も舞台設定もまとめて原作がしてくれています。

 だから書き手はそのキャラと舞台を使ってシチュエーションだけを工夫すればいいのです。とてもお手軽に書けますよね。

 でもこの「お手軽さ」が落とし穴です。

 二次創作ばかりを書いていると、オリジナルを書くために必要な人物(キャラクター)設定と舞台設定を創る過程が疎かになります。

 さらに描写もなおざりになり、シチュエーションと会話と少しの説明だけで読み手にウケてしまうのです。

 この落とし穴を絶えず意識して、オリジナル作品のように綿密な設定と描写をすることが求められます。

 そうすればオリジナルを書く際の地力が確実につきます。


 二次創作だけを書いても、いいねやフォロワーが増える喜びは確かにあります。

 でもせっかく時間を割いて文章を書くのです。お金に変わってくれるとうれしいですよね。

 だからオリジナルを書ける書き手を目指しましょう。





最後に

 今回は「pixiv小説は二次創作天国」について論じました。

 オリジナルで勝負したい人にはかなり厳しいのが『pixiv小説』の特徴です。それを理解したうえでオリジナルを読ませるにはどうすべきか。二次創作の連投の中に紛れ込ませることです。

『pixiv』はキャプションの上にあるナビゲーションでその書き手の「作品一覧」も出せますし、前後の作品へ移ることも簡単にできます。これを活かさなければオリジナルで目立つ書き手にはなれません。

 このあたりがサムネイルによって一瞬で絞り込める絵とは異なるところです。

 絵はサムネイルが良さそうなら大きい画像を観たくなってクリックし閲覧数が増えます。

 でも小説は文字でしか表せず、キャプションに書いた始めの部分と「タグ」のみが表示されるのです。

 かなり厳しい現実といえます。あなたならこの現実にどう対処しますか。




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