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とどきますか? -narou edit-

無邪気色

作者: ろくべえ

透き通った氷のように

ガラスのようにもろくて

そっと手の平で 包み込む


何にも汚されていない

清澄な無邪気色


いつまでもそのままで

仄かに懐かしき 無邪気色

幼き頃の 無邪気色


今のボクたち

まだ 残っているよね?

ココロの奥底に眠ってる


いつの日にか

見付けられるのを

そっと 待っている

穢れ無き 静かな想い


――ココにいるんだよ

――ココにいるんだよ


ささやきが そっと届く

あなたにもわたしにも


誰しも無くさぬ

誰しも忘れ得ぬ

微かな痛みの 無邪気色

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― 新着の感想 ―
[一言] その小さく脆い、儚いモノを簡単にぶち壊す奴等がいるんですよね。 子供の頃には確かにそこにあったのに、大人になるにつれてどんどん遠ざかっていく……。 そんな朧気な心を唄った詩に感じました。…
[一言] 僕には残っているのでしょうか・・・無邪気色。 考えさせられる作品でした。
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