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システムZERO

………っは…!

……?俺…死んだんじゃ…


『…対象者の意識を確認…説明を開始します…』

な、なんだこの声…頭の中に直接響くみたいな…


『初めまして、西条時彼方様、私の名前はシステムZEROと申します。』


「えっと…初めまして?システムZERO…さん」


『敬語は不要です、私の呼び名は自由でかまいません、あなたには管理者権限が与えられていますので、そちらの

説明係としての任務を任されております』


「そ、そっか…そしたらタメで話させてもらうよ、えっと…さっきの管理者権限っていうのは…?」


『はい、管理者権限とは、この惑星、地球に組み込まれたシステムのプログラミングを変更できる権限です、ただし、使えるのは『設計者』様の許可する範囲でです。』


「……もしかしてさっきの地震とかについても知ってる…?」


『はい、先ほどの地震は『ダンジョン』の出現に伴う揺れです。厳密にいうと振動であり普段の自然現象である地震とは異なります』


「ダンジョンっていうのは?」


『『ダンジョン』は、内部に魔物が出現するいくつもの層を持つ巨大地下建造物です。魔素の濃度、および層の深度に比例して魔物のクラスは上がっていきます。』


「多分だけど、魔物っていうのはさっきのゴブリンみたいなやつとかだよね?」


『そうですね、さっきのゴブリンはDクラスの魔物です。Dクラスとはいえ大人1人を殺すことぐらいはできるパワーを持っています。』


「なるほど……そしたら最後の質問、俺はなんで死んでないの?」

これが最大の謎だ…俺は確かにゴブリンに心臓を抉られた、だがそれが跡形もなく治っている。


『…これに関しては『管理者』様の方が解説が得意ですかね……今意識を代わります。』


意識を代わる…?


『…………あ……あー…あーあー、聞こえるかな?』


「あ、はい、聞こえます…」


『うん、よかった、そしたら今から君がなんで死んでいないのかを説明するね、』


「よろしくお願いします…」


『うん、まず君の抉られた心臓だが、再構築という技術で直させてもらった。だから体の傷は完治したおかげで君は死んでいないというわけだ。』


「そもそも…魔物ってファンタジー物とかにしか出て来ないですよね…なんでいきなり…」


『そうだね、やっぱりそこが一番気になると思う、まず、僕は君がいるこの地球とは別の世界から君に語りかけてる。』


「別の世界…?」


『そう、別の世界。そして、君が体験した地震とはその別の世界と意味の世界が融合した際の揺れだ。』


「融合……ってことはさっきのダンジョンも…」


『うん、別の世界、まぁ異世界とでも読んでおこうか、その異世界のものだ。』

『そしてさっきのゴブリン、魔物も異世界のものだ。なんで急にこんなことが起こったか気になるだろうが…おっと、そろそろ時間切れか…』


『それじゃぁ、手短に君にやってほしいことを話す、まずこの後さっきのゴブリンの群れがいるところで君は目覚める。そこでゴブリンを全部倒してほしい。その後は僕の部下、システムZEROが案内してくれると思うから、その指示に従ってくれ、それじゃ!』


シュゥン……


いった…のか?


『…それでは彼方様を転送いたします、転送まで、5…4…3…2…1…』


0…

はい、三個目ですね、いやー…名前に恥じない暇人になれるよう頑張りますかね…w

とりあえずまだまだ続くので、どんどん読んで、もしよかったら評価もしてくれると跳ねて喜びます!

今後もよろしくお願いします!

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