表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/46

○番外編 少年と仔猫2



「ニーオさーん」


街の東門を守る、門番に手を振ります。


「今日は早いな」


「うん、買物だぞー」


東門をくぐり、小路に入ります。



〜〜〜



「ニャンタ、もう着くから乗ってー」


「ニャフー」


相棒が頭に飛び乗ります。

前脚をたたみ、後脚は肩の上です。


「てんちょー、来たよー」


一軒のお店に入ります。


「来たか」


銀色オニヤンマの羽根を、カウンターに並べます。

店長にモフられ、ニャンタがゴロゴロいいます。


「うむ、良い状態だ」


店長が銀貨四枚(4万ゴルド)を差し出します。


「今日はニャンタがドロップさせたよー」


「さすがニャンタだ」


「ニャフ〜ン♪」ゴロゴロ


「次は、金色ジージーゼミの羽根を六枚だー。またねー」


「うむ、また頼む」


次のお店に向かいます。



〜〜〜



「また砂糖が値上がりしてるぞー」


店長にクレームです。


「すまんな、元々高級品だしよ。仕入値が上がってるからな。卵一つ、有塩バター、薄力粉、それと砂糖だな。3千ゴルドだ」


銅貨三枚を手渡します。


次は寄り道です。



〜〜〜



「おじちゃん、おばちゃん来たぞー。まだあるかー」


「おっ、来たな。もちろんあるぜ、好きなだけ観ていきな」


店主がストック置場をあさります。

アイテムを乗せた木製トレイをカウンターに置きます。


アイテムを覗き込みます。

鑑定書付きです。



〜〜 鑑定書 〜〜


【金糸のスカーフ】

素早さ+5

100,000ゴルド


鑑定士 セドポン



「ニャンタ、早く欲しいなー」


「ニャフー」


「これならニャンタも装備できるもんなー」


奥から熊のように大きな人が現れます。

この店の女将さんです。


「来てたのかい。このスコーン持ってきな。お土産だよ」


「ありがとう。おじちゃん、おばちゃん。またねー」


元気に自宅へ歩きだします。

姉が住み込みで働く宿屋へ向かいます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ