第9話 地獄の訓練と成果
「はぁ、はぁ」
今はただ走っている。それだけなのに何故こんなに疲れているのかそれは先の戦いの後に遡る。
「んでもって訓練所にきたという事は訓練もするという事だな。よしやるぞ!」
「いやまぁそうですけど。」
「ならよかろう!なにたった1日拘束するだけだ!それじゃやるぞ!
それよりお前さんいまSTはもう無いだろう?だから運動はできないそう思ってないか?」
「いや確かにそう思うけど。ちがうのか?」
そう今はほとんど動けない。
「いや違くはないがやろうと思えばやれる。それに歩いたりはできそうだろ。その部分を気合で乗り越えて動けばその分STやら能力値が上がる。つまりだ、動け!まずは外周10周!」
そして今に至る。
魔術も使っているのだが魔力が切れているのか頭がふらついている。
無理矢理体を動かしているからなのか身体中が痛い。
段々体が動かなくなってきた。それでも10周は遠い。
重りがどんどん付いているように思え、更に魔術も使っているからふらつく。
それはインフルエンザにかかっている状態の数倍であった。
そしてやっとの思いで10周が終わった時、意識が消えた。
そしてまた起きた。
どういう事だ?
「ここでは死んでも生き返るようになっている!その為幾らでも訓練ができるのだ!しかし!何故か皆んなやろうとはしないのだ!という事で、ステータスを確認してみろ!」
そう言われ、ステータスを確認する。
ユート
Lv7
HP121
MP15
ST30
STR45
VIT2
MIND2
AGI45
DEX2
LUK10
ステータスポイント35
リアルスキル
獣性因子Lv2
レアスキル
破拳強降
スキル
鑑定Lv1 魔術Lv2 調合Lv1
刀Lv1 体術Lv1 回避Lv3
まず目に付いたのはレベルが上がっているという事だった。
鍛錬によって経験値がはいるということか。モンスターを倒すのとどちらが効率がいいのだろうか。
それに鍛錬ではステータスポイントを使用せずに能力値があがることがわかった。これは大きな収穫だといえる。
ステータスポイントをSTRとAGIに15ずつ振っとこう。
回避が高いのはあの戦いのせいだろう、しかしかなりの経験値がはいったことになるのだが。
今後戦闘系スキル上げにはガルムと戦わせてもらおう。
それより、
「ガハハハどうだ、レベル、スキルが軒並み上がっただろう!まだまだいくぞ!
次は受け流しやパリィの仕方を教えてやろう!それにはまだまだSTがたりんな!もっと増やして来いっ!てことで動け!」
どうやらここで死んでもデスペナがないため地獄は終わりそうにない。
戦闘がー_:(´ཀ`」 ∠):戦闘がー_:(´ཀ`」 ∠):
作者は今戦闘書きたい病に陥ってます。
それより。
11月10日
ジャンル別日間小説ランキングVR 87位
( ゜д゜)<ファッ!
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