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オーバースケールオンライン〜兄妹揃って人力チート〜  作者: 辻口 迷彩
第1章 始まったゲーム
20/29

魔術を作る!

「それよりお兄、その子なに?」

「あぁこいつはアンラ、アンゴラウサギみたいだからアンラだ。」

「お兄、ネーミングセンスない。」

ガクッ!

くそう、どこが悪いんだ!

「全部。」

きっぱり言われた。orz


「まあ、まあ、それよりまず、君達は気づいてないみたいだけどー基本属性以外の何かがあるよー。」


「「えっ、」」

「君達は本当に仲がいいねー。あの『紐』のようなものはねー、魔術回路というんだぁー。勘のいい君はその中に他のものがあるとわかってたんじゃないかなー?」


あの時の違和感はそれだったのか。

確かに思い返してみればまるでコードの中にあるはずの物を全ては使えていない感じだった。すかすかと言うかなんと無くでしかなかったけどそんな感じの何かがあったのだ。


「どっかに飛んでっているけど続きを話すねー。魔術回路は無限の可能性を秘めているんだよねー。でも。」

ここで雰囲気が、ガラリと変わる。

重く、冷たい空気だ。

「適性が邪魔をする。適性があればあるほどその無限に近くなる。けど、無限に至ることは決してない。何故ならそれは人間じゃない。人類種を超えているんだ。」

そして空気が戻ってきた。

何故そんな空気になったのかはわからない。しかし空気が変わり元の雰囲気に戻ったのは事実だ。

「まあー、いろんなことができると言うことを覚えていればいいかなー。それを踏まえた上で魔術をつくろうかー。あ、妹ちゃんのオリカはーやらなくてもいいよー。」

「ん、やる。お兄といっしょ。」

オリカが言うとヴァイスさんはニヤニヤし始めた。

「さっさと教えてくれぇ!」

「わかったよー。じゃあ、どうやって魔術は作られてるかなー。はいっ、そこのオリカ君!」

「陣を使って作られている。」

「正解ー。でもそれじゃあわからないなー。どうして、魔術が放たれたりするのかなー。そこのさっきまで妹とイチャイチャしてた君ぃー。」

「そういう陣の構成だからじゃないのか?」

「そうだねー。じゃあ増幅とかの陣は知ってるかい。」

そんな陣はなかったはずだが。おかしいな。

「そうだね、そんな陣はない。じゃあどうやればそんな陣をつくれるのかなー。」

ここで彼女は立ち上がり盛大に言う

「正解はその陣を創り出すんだ!」

なるほどと思った。しかし、それは新しい何かを創り出すに等しい。このゲームの運営は何を考えているのか、どんだけのデータ量、演算量が必要なのか。新しいコンピュータを創り出すに等しいとすら思えた。

「どうやってやるんだ?新しい魔術を創るというのは。それは検証、実験が沢山必要だと思うんですが。」

「なーに、色々と試すだけだよ。例えばこの構成陣はこうするとさっきの増幅する陣の一端になる。でも、こうすると逆になるんだ。面白いだろう?」

確かに面白いと言える。しかし、これは、オリカの頭ぐらいないと完璧に扱うことはできないと言える。

こんなのを自由に扱うのは人間とは言えないと断言できた。

ただえさえ、構成陣を作るだけでもかなりの集中力がいるのにどうやるのだと。

「そこーできないと思ってるでしょー。だけどもう君が持っている『魔力制御』を使うことである程度は楽に作れるようになる。じゃあー、一個新しい魔術を創り出したら帰っていいよー。」


・・・・・・・・・・・

なんだこれ?

とりあえず興味本意で新しい属性を見つけたら止まらなくなってしまった。

おかしいでしょ軽く調べまくっただけで系統樹的にあるのが『見えた』

もういっそのこと新しい属性のボール系の魔術でいいかな?これ?


そうして出来たのが。

音波玉サウンドボールであった。

この魔術は音を空気を玉状に塞いで魔力によって、音を増幅し、敵に当たった時に炸裂するという、効果を持つ魔術だ。

耳がいいモンスターに当てたら、モンスターを狩るゲームよりも酷い状況になると言える。むしろ鼓膜を破壊されてダメージを受けると思われる。

これからさらに発展させた物もふざけて作ってしまったがまあ後で発表しよう。


さてどう発表しようかな?


「ぎゃぁぁああ!」

ユート どうした作者!

作者 設定を凝ったらもう訳がわからなくなってきたんだ!

ユート 自業自得だな。作家初心者のお前がオーバースケールオンラインの名に恥じないぐらいとんでもねぇ規模の作品を作る!とかいうからだろ。

作者 くっ!でも私は諦めない!評価ポイントが1000を越えるまで!

ユート いや、無理だろ。


なんとなく茶番をやりたくなったので書いてみました。

どうでしょうか?

よかったら感想を書いてください。


ユート 露骨な感想稼ぎだな。

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― 新着の感想 ―
[一言] 面白いと思いまよ。 僕もよくやりますよそれ。 失敗をして、完結しないまま次の作品を創ろうとして、未完の作品が増えてます。
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