称号、それとロマン
「やれやれ今回は何の用ですか?」
「こいつがチートを使ったんだ!」
「そうですか、では、ーーーなにも検知されませんでした。しかし貴方はハラスメント警告を何回も検知できました。ということで貴方は一週間出禁です。それと賭け金を渡していないので全部渡させていただきます。
それでは、オーバースケールオンラインをお楽しみに下さい。」
「お兄、めんどくさいやつはGMコールすれば良い。それとお兄、大丈夫?」
「あぁ、なんとかな。ついあの事を思い出してしまった。」
『あの事』それは自分達が家で引きこもるようになった事件のことだ。いやいまはやめよう。
それとレベルアップしたらしいが何故だ?
ログはっと。システムを呼び出す。
どうやら全財産と言うのは経験値、金、武器に渡り本当に全財産らしい。ちなみにスキルは経験値に還元されたらしい。
そろそろ初心者脱退だから、防具や武器が欲しくなってしたな。
それと称号を確認してみるか。
称号 夜と渡り合う者
この称号を持つ者は夜にでるモンスターを倒し続けた者である。
夜のTP消費10パーセント低下
夜のモンスターに対し1.2倍の特攻
称号 残虐非道
人に対しとことん容赦せずに残虐に殺した時に出る称号。
部位破壊の解放
これは強い、部位破壊は大きい。
部位破壊ということは動きの制限をかけることが可能になるということだ。
「オリカ、鍛冶屋とかしらないか?」
「一応知ってる。でもお金は?」
「一応スケルトンを倒したのとバカのおかげで10万ゴルはある。」
「スケルトン、金稼ぎモンスターとして有名だった。忘れてた。」
「じゃ行くか。」
「ん、」
そして向かったのは路地裏であった。
両方ともレンガでできており頑丈そうだ。突き当りになっておりこれ以上は進めそうにない。
「おいおい本当にここか?」
「ここ。」
そう言いながら横の建物のレンガを押した。
ゴゴゴゴ
そう音がすると行き止まりであった所が開いていた。
なんだこのロマンのわかってるやつが作ったのは。
その中は武器、防具、ポーションなんでもござれ、生産品がそこかしこにあった。
「ここは「いっらしゃーいにゃー」
そんな底抜けに明るい声が聞こえた所に目を向けると猫耳つけた女の子であった。
筆休めに新しく連載始めました。
URLの貼り方がわからないので書きます。
https://ncode.syosetu.com/n3059fw/




