魔術ギルド
ゲーム初日を訓練所で1日過ごす羽目になったが、かなりスキルとステータスが充実したのでなかなか憎めない結果になった。それとある程度の常識も教えてもらった。レベル20で一人前であり、初期スキル進化で一人前だとか。
今は夜だ。
何故かガルムに
「お前さん魔術使うんだろ。ならここの魔術ギルドにいけ!そこで色々と教えてもらうんだな!」
などと言われ行くことになった。
しかし、あの訓練?の所為で調合スキルがいらない子扱いになってしまった。
鑑定は今も使いながら歩いている。
さてとここか?
そこは閑散としておりどこか不気味であった。
「ごめんくださーい。」
どう見ても誰もいないのがわかるが一応いってみた。
そして真っ暗なロビーに声が響いた。
「なんですかーこんな時に!」
そんな可愛いらしい声がが聞こえた。
「えーガルムからここに行けと言われたのできたのですがー。」
「あの坊ちゃんがね…まぁいいよー適当に入ってきなよ。」
そう言われ入って行くが奥に進むにつれて紙の山、本の山、ガラクタらしきものの山がどんどん見え始め、迷宮かと思うほどに大きくなっていった。
そして、山から一変少し開けた所に来た時いたのは幼女であった。
その姿は偶像と言えるほど可愛らしかった。
「やっと来た。君ぃ遅いよー。で、ここに来た理由は?魔術ギルドだけどこの通りすっからかんさー。」
そう軽い口調で言う。
「たしか、魔術使うからいってこいと、そして色々と教えてもらえと。」
「ふーん、あいついつから僕に命令できるようになったのかな?あとで…してやる。」
「あのーどうしたのでしょうか。」
なんか変なオーラが出ており口調が敬語になってしまった。
「うん、まあいいよ教えてあげる。まずはこれに手を置いてねー。」
そう言われ手を置いてみる真っ黒に光った。
どういうものなのだろうか。
「いやー君ぃ凄いね。完全に魔術特化じゃないか。因みにこれ、白に近いほど詠唱魔術特化で黒に近いほど魔術特化なんだよねー。つまり君は詠唱魔術は使えないけど魔術はとことん使えるんだよねー。これを見たのは最近では1人だけだよー。」
そんなに凄いのか。
「と言ってもここに来たのは1人だけだからね。」
それ、凄いのだろうか?
1人しか来てないので微妙な感じだな。
「そろそろ彼女も来るはずだよー。」
コツ、コツ、コツ
そして来たのは
「お兄、来てたの?」
少し動揺している声をだしたのは、
オリカであった。
戦闘、冒険よ
どこにいったー!
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
ばたばたばた。
現在の作者はロマンを探して三千里。
スキル、人物いつでもお待ちしております。




