出会い
書いてみましたー。schoolRPGとの同時進行なので大変ですが頑張ってみます。では、お読みください。
「っざけんじゃねえぞ!!」
男の怒号が轟く。此処は日本国のN県N市に存在する町工場。
「すみません、あと少しだけ待ってください、う、うちには本当にお金がないんです」
男に蹴られながらも懇願するのは 松下筑紫。この工場の経営者だ。
「いいか、もう一度言うぞ、お前は友人に裏切られたんだよ!だから早くそいつのつくった借金、4500000円返せよ!え?この工場を取っ払って手前の家を売ればそんな金すぐに返せんだろ?」
すると、松本は必死になって言った。
「すいません、本当にそれだけは勘弁してください、母が居るんです!」
そして、それに対して男が怒鳴りつけようとしたとき、その男を止める者がいた。「まて」
「「「組長!!」」」
回りの男に組長と呼ばれたその男はまだ若い男であったが、ドスのきいたこえで松本の耳元で囁いた。
「お前、母親がいるのか」
松本は呆気にとられながらも頷いた。
「そうか、ならもうひとつ、お前はギャンブルは得意か?」
また、訳の分からない質問をされた松本は少し考えて頷いた。すると、組長は立ち上がって他の男に退散を命じる。中には不満気な奴もいたが、組長には逆らえないようで渋々帰っていった。やがて部屋に残ったのは「組長」、そして松本の二人だった。
どうでしたか?読んでくれた方、本当にありがとうございます。今後もよろしくお願いします。