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吾輩は、猫であるかもしれない

作者:時貴みさご
私は、心の中に猫を飼っている。見えないけれど、確かにそこにいて、狭い7畳の部屋を自由に歩いている。私の世界は少し違って見える。部屋はすぐ荒れ、生活はままならない。もうこの世界から1ミリも、何も残さず消えてしまいたい。

しかし、とあるきっかけで「何もできないけれど、生きていていい」と感じることがあった。それが、私にとっての救いだった。

私は、幸せが何かまだわからない。でも、今日も心の中の猫と一緒に、生きている。
2:どんな言葉でも
2025/06/14 21:55
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