『攪乱する眩暈の訪れ』・・・『詩の群れ』から
『攪乱する眩暈の訪れ』・・・『詩の群れ』から
㈠
バイクに乗っていた或る日、眩暈がしてね、だろうだ。
何だって、非常に危ないじゃないか、大丈夫か、え?
大丈夫さ、ただし、今後、また、その眩暈が現れたら。
現れたら、ヤバいだろう、お前は、危険な急ぎに、入っているよ、だろうだ。
㈡
だろう、まさに、攪乱する眩暈なんだろう、だろうだ。
だろうだ、もうこんな危険は真っ平御免、なんだよな、だろうだ。
そうだろう、バイクは余りに危険すぎるぞ、お前は我々なんだよ、だろうだ。
だろうだろ、危険の上に、日本は在るからね、飛翔体が飛んで来るかもな。
㈢
しかし、大丈夫だ、攪乱する眩暈の訪れ、ってことで、眩暈が、飛翔体を吹き飛ばすだろうだ。
そうだと良いな、成程な、日本の神風は、いまだに、我々を、守ってくれているんだな、だろうだ。