表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ウェポンサモナーとスラ子の冒険  作者: どれいく
勇者との出会い~2章
66/115

不死をもとめたもの

集団戦は難しいなあ・・・

「術式展開!アクア・スピア!」

「溶かしつくせ!ディザーヴウ!」

スラ子は詠唱をし、ワイトを一掃していく。

一応コバヤシも魔法攻撃をやってみたが、

「・・・無理か」

元々殺傷力がある攻撃ではないせいか怯ませるくらいしか効果はなかった。

「コバヤシ!切り込むぞ!」

「わかった!」

サーウェスに追従するようにコバヤシは走る。

「エンチャント!ホーリー!」

サーニャ達白魔術師が詠唱すると近接武器や弓兵武器にエンチャントされた。

属性付与のおかげか、斬りつけられたワイトは崩れ落ちていく。

・・・まあすぐに復活するのだが。

「よし!いっくわよおお!ホーリーショット!」

装填を終えたリーシャは玉座のロッドにとっておきを打ち込む。

「ギギ・・・ナイトメアエッジ・・!」

リッチーは再び銃弾を弾こうとしたが、

「ふふー-ん!今回のはとっておき!さすがに聖属性の銃弾は防げないでしょ!」

リーシャは片方のロッドを破壊するのに成功する。

「さすがだ!リーシャ!」

「カタカタ・・!・・・シネ」

・・・!

「あぶない!アクア・シールド!」

油断した瞬間放たれた一撃。

スラ子は咄嗟にアクア・シールドでナイトメアエッジを防いだ。

その瞬間、隙を見てリッチーはカタカタと続けて何か詠唱を始める。

「・・・サモン、ドラゴンゾンビ」

リッチーを守っていた個体以外の、辺りにいたワイト達が溶けるように消えていく。

「何か来るぞ!皆、警戒するんだ!」

リッチーの下に描かれた魔法陣が光り、その怪物は姿を現した。

フシュルルル・・・。

ドラゴンゾンビ。骨だけの体、強い腐臭を漂わせるその巨体は見るからに毒属性をもっていそうだ。

「サーニャ、もう一度だけ集合詠唱出来るか?」

「いいですが、次やったら魔力ぎれになりますよ」

「とりあえずあのドラゴンゾンビを倒さないと誰も生還出来ない、やってくれるか?」

「わかりました・・・生還できるよう祈ってます」







「・・・神よ。どうかご加護を・・!」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ