表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ウェポンサモナーとスラ子の冒険  作者: どれいく
勇者との出会い~2章
61/115

オークション会場

_____商業ギルド主催のオークションが始まった。

様々な珍しい商品が出品され場が沸き立つ会場、初めてみる景色だった。

「わああ!すごいね!」

「・・・あんまり騒ぐなよ」

次々に商品が競売にかけられ、場が沸き立つ。目的のマスケット、という銃はまだ出てこない。

目的の銃が出るまでうつらうつらしながら待つ。

30分程だった頃だろうか、

「コバヤシ!出たよ!」

・・・!

「今回の目玉の貴重な遺物、マスケット銃です!」

あれか、と思い俺は様子を見る。

出品金額は・・・まてよ?

俺、この世界の通貨の数え方わからないぞ・・・。

「コバヤシ!早く買い取られちゃうよ!」

「すまないが・・・」

恥ずかしいのでスラ子の耳元にささやく。

「お金の数え方分からないの?」

「そうなんだ。スラ子はわかるか?」

「わかるよ!任せて!」

スラ子は妙に張り切って答えた。不安だが任せるしかない。

そう思った直後、

「金貨二袋、3000ギル!」

・・・!

ざわざわと場が沸き立つ、正気か?という目線を感じる。

「は、はい、かしこまりました。」

狂気の価格の落札だ。とざわめく中二人は安心していた。

_____のちに後悔することになる。






「貴様正気か!?」

何故かギルガメッシュ王は報告をすると爆笑された。

「すべての金貨を支払ったと・・・かしこまりました。コバヤシ様、マスケット銃は高くても1500ギルです」

「えっ?」

「そうかそうか・・・貴様、一斉討伐のリッチーの討伐に参加せよ。それで今回は不問にしてやろう」

「分かった・・・」

謝ったりしたら殺される。

「わああ!すごいお金沢山もらえるね!」

「ああ・・・今度通貨くらいは勉強するか・・・」

タダ働きを宣告されて、トボトボとギルドに向かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ