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真実の入り口
それは突然の出来事だった。
何故か目の前に人がいる。
人?いや、神らしい。
つか、ここどこ?
「やあやあ。僕は君を知ってるけど君は僕とは初めましてだね。
僕の名前は異世界管理。
フルネームだと呼び辛いだろうから、"かんちゃん"でいいよ☆」
…
「偽名じゃねぇか!!」
おっと。
思わずつっこんだよ。
「えー?
当たり前じゃん?
多分だけど、他の神だって本名は名乗ってないよ?
だって名前ってのはある種の呪詛だからさ。
そもそも、"神"と言うくくりだって実は人間が勝手に付けた役職だよ?
それよりも、君はもうちょっと気にしないといけない事が有るんじゃない?」
なんだろう?