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第七十三話 牛頭鬼の進撃

仕事の合間にちまちま縫って書き綴った話でございます。

 ミノタウロス。うん。

 コイツは間違いなくミノタウロスだ。

 この洞窟でもさんざん見たし、何ならあの森でも討伐したことはある。

 でも言わせてくれ。

「お前、絶対にミノタウロスじゃねぇだろッ!」

「? ミノタウロス以外のなんだというんだ?」

「いろいろだよッ! まずなんなんだその巨体はッ! 普通のミノタウロスの倍以上はあるじゃねぇかッ! おまけになんだよその武器防具はッ! ここに来るまでのミノタウロスも大概だったけど明らかにレベルがちげぇぞッ! 最後にその額やら肘やら膝やらに煌めく宝石みたいなの何? もしかしてダンジョンコアかッ!?」

 マシンガントークでここまでしゃべったけどホントにこいつはおかしい。

 オレが知っているミノタウロスの特徴に符合しないことが多すぎる。

 具体的にはまず体の大きさ。さっきの話にも出てきていたが普通のミノタウロスは大体オレの倍より少し大きいくらい。それなのにこのミノタウロスは明らかにさらその倍以上の身の丈を持っている。しかも普通のミノタウロスでもボディビルダー顔負けのマッチョなんだがこいつはそのマッチョにネコのようなしなやかさを加えたような、単に筋肉を、力を求めて創っただけの筋肉ではなく戦うために育まれた肉体を持っていた。

 次に武装も違う。これはある程度個体差もあるんだがそれでも基本的にはミノタウロスの装備はその膂力(りょりょく)を生かせる大斧や大剣に突撃槍が主だ。それから心臓や首などの急所の身に防具を纏い、あとは腰巻があるだけの決して上等とは言えない防具だったはずだ。それなのにこの洞窟にいるミノタウロスたちは普通に体に合った鎧を身にまとい、マントや腕輪などの装飾品まで身に着けている個体も珍しくなかった。

 そしてこいつの武装はさらにその上を行く。まず身に纏っている武器は今までのミノタウロスとは明らかにレベルが違う。光る鉱石のおかげで光源には困っていないんだがもはやそれそのものが光を放っていると思える斧。しかもそれがただのハッタリでもこけおどしでもない。それはあの斧から漂ってくる威圧感が教えてくれる。

 正直言って武器だけでもお(なか)一杯なんだが何よりもオレが驚いたのが防具なんだ。一目で業物だとわかる立派な鎧。手首から肘までを守る手甲に足首から膝までを守る脛当て。首を守るための首巻に角をよけつつ額の宝石は露出させた特徴的な兜。

 そして最後が体の各箇所に煌めく宝石のようなもの。数は両肘に両膝、そして額に一つずつの計五つ。宝石そのものからも魔力を感じるので、まずただの飾りではない。

 魔力の特徴は今まで見てきたダンジョンコアに通ずるところがあるのでいつぞやのガーゴイルよろしく体の内部にダンジョンコアがあるのかもしれない。

 うん。もうこれだけ違う。細かい点をあげだせばまだまだ出てくるんだがとりあえずはここまで。

 はっきり言って得体が知れない。

 ホントであればこうして目にした瞬間に鑑定すべき、いや、もうしてるんだができなかった。



『鑑定を拒否されました』



 こんな表示がされたんだ。

 今までになかった結果に鳥肌が立つ思いもあるがそれと同時にやっとかと思う自分もいた。

 これまでオレが戦ってきた魔物は低位であればそもそも自分が鑑定されていることにも気づかず、高位の魔物であれば鑑定されたことに気づいても自分の力に絶対の自信があるから表示させていた。

 だが今回の敵はそんなことしなかった。

 もうこれだけで十分厄介だとわかる。

 自分の力に絶対の自信があり平気で手の内をさらす敵と自信はあっても油断のゆの字もせずに手の内をさらさない敵。こんなの後者の方が手強いに決まってる。

 褌を占めなおす気持ちで二振りの斧を握りしめ、オレはミノタウロスに挑んだ。



 魔法と装備の力で一気にミノタウロスの顔の近くまで跳んだオレ。

 オレの行動に度肝を抜かれたように驚いた表情をさらしたミノタウロスのその顔面にまず一撃を加える。が、

「ブモォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!!!!!!!」

 ミノタウロスの放つ咆哮が衝撃波となってオレの攻撃を防ぐ防御と同時に全身を余すところなく空中で衝撃波を叩き込む攻撃の攻防一体をして見せた。

 咆哮自体は別に初めてでも何でもない。あの森でも十分経験してきたし、何ならこの洞窟でも使ってくる敵はいくらでもいた。だが

 重すぎる・・・ッ!

 今までのが飛行機の離陸時のGの負荷だとすればこいつのは軽トラックと正面激突したような衝撃だった。全身が硬直する衝撃。耳が悲鳴を上げ、鼓膜が避けてしまいそうだ・・・ッ! たかが咆哮。吠え声だけでこのダメージはやばすぎる。

 本来であれば一目散にでも逃げるべき相手だ。でも逃げない。

 なぜなら知っているから

 今ここで逃げたとしてもオレはコイツを倒さねばならない。

 なぜならこいつはダンジョンコアと融合している魔物。つまり本来であればダンジョンそのものに恵みをもたらすダンジョンコアがたった一体にその力のすべてを注ぎ込んでいるということだ。しかもその力は時間を置けば置くほどどんどん強くなっていく。

 だから今のうちに倒しておかないと大変なことになってしまう。

 だからオレがここで倒すッ!

 硬直している体のまま魔法で強引に体勢を変えて斬りかかる。ザコ相手ならこれで十分事足りるんだがこのミノタウロス相手では悪あがきにもならないようで避けもされなかった。

 我ながら情けなく思えるヘロヘロの斬撃はミノタウロスの皮膚に傷をつけることもできずになでることしかできなかった。そんなオレの現状をあざ笑うようにミノタウロスの鉄拳が襲い掛かった。

 オレの上半身以上よりずっと大きいこぶしが音を置き去りにして迫ってくる。でもな?

「さすがにもう回復してんだよッ!」

 ついさっきとは打って変わって早く鋭く重い一撃がミノタウロスのこぶしを迎え撃ち、浅くではあるが切り裂けた。

 予想外の反撃にたじろいだ様子のミノタウロス。ここで追撃を加えなければもったいない。ということで再び防具と魔法の併用で間合いを詰め、兜ごと頭蓋を叩き割る勢いで斬りかかる。が、


 ガッキィイイイイイイイイィイイインンッ!


 甲高い音が鳴り響き、兜が変形しつつも頭蓋を割るには至らなかった。それでも相当なダメージであるようで怒り狂ったようにミノタウロスが斬りかかるがこっちは自分に「修羅」を付与し、上昇したステータスと技術を組み合わせて見切り、躱し、斬っていく。

 レオルドだけでなく新しく使うようになった『紅龍(スカーレットドラゴン)()戦斧(バトルアックス)』(まぁ、今後はスカーレットでいいか)も駆使して斬っていく。双斧を扱っていくうちにだんだん技にも工夫できるようになってきて

「【大地双震】ッ!」

 今までも使っていた【大地激震】の上位技。左右の斧それぞれに大地激震を発動させ、共鳴させることで元の技の二倍以上の破壊力を出せる業でミノタウロスの腕を切り落とした。

 ミノタウロスは切り落とされた腕を拾おうともせずに残された腕で斧をつかみ、オレに斬りかかってきた。火事場の馬鹿力でもあるのか今までないくらいの威力、スピード、重さの一撃は確かにオレの体をとらえた。しかし、まさしく間一髪のタイミングでスカーレットが間に合った。

 だがそのバカげた威力にオレは体ごと吹っ飛ばされた。

 どうにか壁に激突する前に体勢を立て直し、壁に着地しつつ床へと降りた。

 ここまででかけた時間はせいぜい3秒ほど。しかし、ミノタウロスにとっては切り落とされた腕をつなげなおし、オレへと突撃するには十分な時間だったらしい。


 雄叫びを上げて闘牛のごとく猛進してくるミノタウロス。

 蹄が大地を踏み砕き、その巨体を前へと押し出しつつ迫ってくる中ミノタウロスの持つ黒い体毛がだんだんと赤く変色していき

 発火した。


「ブモォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!!!!!!!」

 燃える暴牛と化したミノタウロスがこっちに向かってくるが

 オレは・・・

「面白い・・・ッ!」

 その力に

 その強さに

 心躍らせ、笑みをこらえきれなかった。


 炎に包まれた斧が迫ってくるが

「【煉獄豪力断(れんごくごうりきだん)】ッ!」

 こっちも炎に包まれた斧で迎撃した。

 ミノタウロスの炎は身にまとっていた鎧や斧をも包み強化している。だがオレも修羅状態となって火属性魔術を適性の高いスカーレットに付与し、放った攻撃はミノタウロスの一撃にも全く遅れはとっていない。その証拠に

 ミノタウロスの斧がはじかれた。

 オレは力込めてはなった一撃の勢いに逆らわず

 あえて体を流しつつ独楽の要領で体を回して体勢を整えてもう一本の斧。レオルドで再び斬りかかる。

 ミノタウロスが攻撃を防ぐが今度はその反動を利用してスカーレットで別方向から斬る。

 縦横無尽に

 千差万別に

 臨機応変に

 変幻自在に

 斧が二本あるからこそできる攻めを行っているとだんだんいつぞやのガーゴイルの時のようにこのまま無限に続くのではないかと思える連撃ができつつあった。

 そうなってくるとだんだん何かが見えてくるような気がしてくる。今までになかった何かがに至れそうな気がしてくる・・・ッ!

 それがとても面白くてやめたくなくて多少強引でも連撃を止めずにいるといつの間にかミノタウロスの斧がボロボロになっていて後は斬られて死ぬだけの木偶の坊になっていた。

 オレの連撃は鎧だけで受けきれないと判断し、斧でも防御していたようだがそのせいで斧が耐え切れなかったみたいだな。

 さすがに無防備の相手に斬りかかるのは良心の呵責が――なんてこともなく喜び勇んで斬りかかろうとするが

鬼珠(オーブ)解放・・・ッ!」

 ミノタウロスが何かつぶやいたと思えば

 オレは


 全力でその場から離れていた。


 なんで離れた?

 わからない。考えるよりも先に身体が勝手に動いた。

 ミノタウロスから離れた今でも前進の産毛が逆立ち、危険信号を出しているのがわかる。

 まるで噴火寸前の火山の火口に立っている。もしくは大津波の来る海辺に立っているような恐れと不安。強者とか弱者とかを鼻で笑ってしまう自然災害そのものを相手取っているような気がして止まない。

 ここまででかかった時間はほんの一秒にも満たないごく短い時間だったはずだがその間に起ったことはたくさんある。

 まずミノタウロスの宝石もどきが全部溶けた。こう、ドロリと粘液のように溶けだした宝石もどきは鎧の上からミノタウロスの身体を覆い包むように流れていき、やがて全身を包んだと思えば


「ブモォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!!!!!!!」


 全身を隙間なく覆う純黒の鎧。その鎧には意味ありげに幾何学的に芸術的に美しさを感じるルーンが彫られ、その彫られて凹んだ部分を埋めるように濃密な魔力が吹き上がっている。

 しかもその吹き上がった魔力は目で見えるなんてレベルじゃない。そのあまりにも濃い魔力はこのミノタウロスが最も得意としているのであろう火と風に雷に変化していた。

 雷炎と強風を従える純黒の牡牛。

 今のミノタウロスを言葉で表現するとすればこんな言葉になるか。

 オレはその圧倒的に膨らんだミノタウロスの放つ力の奔流に慌てるわけでもなくとても落ち着いてそんなことを考えていた。


 その手にはもう斧がない。完全に無手だ。これだけ聞けば弱くなった印象を受けるかもしれないがその分あのへんな鎧(?)が気になる。

 触れただけで何かしらの効果を発揮するのか、それともただ単に身体能力と格闘能力を格段に強化させるものなのか、どっちだ?

「うだうだ考えてもしょうがねぇか・・・」

 どうせ遠距離戦でどうにかなる相手じゃねぇんだ。と自分に言い聞かせる。九十九階層。あと一階層で三桁に届く重要な階層を守っているボスが弱いわけがない。

 これまでの戦いでもその強さは十分にわかってるんだ。魔法だけでどうにかなるような相手じゃない。もっとオレ自身の全身全霊を賭して戦うべき相手だ。

 だったらあれこれ考えるよりもまずは一撃見舞うことに集中・・・ッ!



 結論から言う。

 コレ、死ぬんじゃね?

 斧はなくなったんじゃねぇ。

 あの鎧そのものが斧でもあったんだ。

 何言ってるかわからねぇだろ? オレも最初は自分が見たものが信じられなかったよ。

 ミノタウロスが何もない場所へ手を伸ばしたと思ったらその手に鎧と同様の純黒の斧が握られていた。

 殺気を感じて慌てて回避したんだが、そこにあったのは特別な能力でも複雑怪奇な仕掛けでもない。純粋極まる破壊の力だった。

 あの斧には特別な能力は何も備わっておらず、ただただ頑丈でよく斬れるだけの斧だった。

 鎧もせいぜい鎧自身とその装備者の傷の回復能力が申し訳程度にあるだけであとただ頑丈で丈夫なだけの鎧だった。

 実に単純明快。種も仕掛けも小細工もまるでない。

 ただただ強く、硬く、速い。

 この三拍子がそろってるだけの相手だ。

 だからこそ厄介。

 ただ力の種さえわかればグンッと弱くなる手合いではなく総合力、もしくはどれか一点だけでも上回っていないと勝てない相手だ。

 だがそれが難しい。

 想像できるか?

 全身を隙間なく鎧に覆われていて、本来であれば防御力と引き換えに身体を押さえつけられるはずなのに斧を肩に担いで腰を落とし、足の踏ん張りを利かせて構えるとミノタウロスの身体が二割位ほど膨らんだように見える。(おそらく、筋肉の膨張が大きすぎて鎧でも抑えきれない。もしくはあの鎧は普通の鎧とは違って装着者(ミノタウロス)の動きを阻まない特徴がある。この二パターンだと思う)

 そしてそこからブースターのように斧から炎が噴き出し、音を置き去りにする速度で迫ってきたと思えばまるで隕石の落下のような迫力とともに斧が振り下ろされた。

 うん。斧から炎が噴き出てきてるとかいろいろツッコむべき点はあるんだけどやってること自体は簡単で単純だ。


 構える

 走る

 斬る


 このたった三工程だけだがそれによって引き起こされた災害が大きすぎる。

 その巨体を支える蹄が大地を踏み砕くたびに雷風が迸り、斧から吹き上がった炎がブースターの役割を果たし終えると斧に巻き付くように包んで振り下ろされる斧は破壊の権化。その余波だけで壁や天井が悲鳴を上げて軋みをあげる。

 これ、絶対にオレじゃなきゃ受け流すことも避けることもできなかったろうな・・・。

 何もできずにただ斬られるだけだよ。

 なんて現実逃避気味に考えながら同時にふつふつ湧き上がってくる思いもある。

 だから何だ?

 破壊の権化? それがどうした?

 確かに純粋な破壊力であればこのミノタウロスはオレよりも上だろう。斧での攻撃力ではオレはミノタウロスに負けた。

 それで?

 確かに斧という武器において破壊力とは重要なファクターだ。

 そこにおいて上をいかれるのはとても厄介なことで悔しいことだが破壊力(ソレ)だけがオレの斧術じゃない。破壊力で負けたのであればそれ以外の分野。連撃に手数。魔法、魔術との融合などで上回ればいい。上回ればいいが、悔しいものは悔しい。だから、

「いま、ここで上回ってやるッ!!!」

 今ここで限界を超えてやるッ!!!!


 ミノタウロスが一撃放てばオレは二撃放つ。

 レオルドとスカーレットを握りしめて黄金の斧と紅の斧を振るい続けた。

 ミノタウロスの純黒の斧はたとえボロボロになっても一度消してからもう一度出せば元通りになるようでひたすらに時間がかかった。ような気がする。

 斬り合い。

 オレの斧とミノタウロスの斧をぶつけ合うのが面白くて

 一回斬り合うたびに鋭く強くなっていくオレの斧に魅せられて

 とにかく無我夢中で斧を振るい続けていたから時間の感覚がないんだ。

 だから丸一日以上斬り合ってたような気もするし、ほんの数分間だけだったような気もする。

 その結果。

「オッラァッ!」

 ガッキィイイイイイイイイィイイインンッ!!!!

「ッ!」

 オレの斧が一撃でミノタウロスの斧を粉砕できるようになった。

 パワー

 スピード

 重さ

 硬さ

 技術

 ステータスを生かすコツ

 全てにおいてオレはまた一段と強くなった。その証拠に



『確認しました。斧術スキル。戦斧術スキル。双斧術スキルの一定以上の熟練度の取得により習得した奥義によってゼオゲンダー戦斧術に大きく逸脱しました。新たな流派となります。流派の名前を決めてください』



 こんな表示が出された。

 いろいろツッコむところはあるけどとりあえず今はまだミノタウロスとの戦闘が終わっていないから後にしてくれ頼む。

 そしてもう何十本目かもわからない斧を構えるミノタウロス。その眼にはまだ勝機を信じているようにも思えるがいい加減終わらせよう。

 オレはそのさらに奥へと進む。このダンジョンを攻略する。

 そしてリナを

 オレの最愛の女性(ヒト)を護り抜く。

 そのために

「終わらせるぜ・・・ッ!」

 集中・・・ッ!

 感覚が鋭敏化され、普段であれば拾わない情報まで事細かに収集していく。情報量がけた外れに増えていく中決して余計な情報に惑わされる事無く眼前の敵にのみ意識を向け続けいると

 不意にあれだけ膨大だった情報が消えた。

 まず余計な音が消え

 視界から色が消え失せた。

 静寂(せいじゃく)

 静かで

 恐ろしく静かで色彩のない白黒の世界。

 重そうに斧を構え、肩で息をついているミノタウロスの一挙手一投足がはっきりと見せる。

『――・・・

 何か聞こえたような気もしなくもないがそんなことよりも今、オレはとっておきの技でミノタウロスに止めを刺す。

「【鬼神抹消斬斧(オーグルデリーター)】ッ!!!」

 ミノタウロス。

 牛頭鬼(ミノタウロス)であればこの技で必ず討伐できる。



『レベルがアップしました。レベルがアップしました。レベルがアップしました。レベルがアップしました。レベルがアップしました』



 どうやらオレの予想は正しかったらしい。

メチャメチャ眠いのでもう寝ます。

おやすみなさい・・・zzzz

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