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第三十五話 再誕

2025年7月分二話目投稿

 素晴らしい。


 ホントに素晴らしい体験をした。人生観が変わったと言うか生まれ変わったみたいと言うか…

「ダメだな。適切な言葉が分からん…」

 オレ如きで言い表せるものではない。ただただ素晴らしい体験だったとしか言えない。


 全身に力がみなぎる。心なしか腕がまた一回り太くなった気がする…ん?

「何だこれ? アザ?」

 もしくはタトゥーか?

 なんか手首までに広がっている模様がある。




 身体に着いた土を落とすためと全身を確かめるために水浴びをしてから鏡で見てみると

「胸を中心に腕を伝わっているな」

 なんか全体的に土とか岩石とか鉄のような印象が持てる文様が刻まれている。

 後なんか、全体的に一回りほど細くなってる。筋肉が減ってるよ。なんでだ…?

 一体何が変わったのか気になって鑑定してみると



《松田太一》種族:新人類 性別:男 職業:狂戦士(バーサーカー)・斧豪・狂斧師(きょうふし)・重戦士・魔法使い・アースエレメンタラー・鎧格闘術士(アーマドレスラー)戦略家(ストラテジスト) 年齢:20歳

 レベル:1 魔力:350 攻撃力:550 魔攻撃:330 防御力:440 魔防御:425 敏捷:400 運:100

《装備》無し

《魔法》土属性魔法:(きわみ) 水属性魔法:中級 火属性魔法:中級 無属性魔法:中級

《魔術》土属性魔術:初級

《スキル》斧術:最上級 戦斧術:上級 長柄術:上級 体術:中級 剣術:中級 槍術:初級 盾術:初級 鎧術:初級 瞑想 索敵 気配探知 潜伏 気配隠遁 魔力操作 気力操作 最上級鑑定 アイテムボックス 超感覚 詠唱破棄 無詠唱(土属性のみ) 咆哮(ハウル) 集中 俯瞰の目 強撃 連閃 狂化(バーサク) 思考加速 限界突破 痛覚鈍化 魔力回復促進 気力回復促進 魔闘法 一騎駆け

《ユニークスキル》健康体 生存本能 大地の息吹

《称号》絶望に(あらが)いし者 限界を超えし者 豪運の持ち主 斧の名人 修行者 求道者 鬼殺し 生ける者(ライバー) 悪魔に見られる者 大地に愛されし者



 あれ?

 オレ、若返ってね?

 詳しく調べないと…

 まずは職業からだな



『アースエレメンタラー』・・・土の精霊に触れた優れた魔法使いだけが就くことができる職業(ジョブ)。土属性魔法への適性を飛躍的に向上させる。土属性魔法を使用する際に消費魔力を半減させ、威力に大幅な補正をかける。土属性魔法を最上級も含めて全て習得した際に土属性魔術を習得させる。



 え? オレ、精霊に触れてたの?

「もしかしてあのエネルギーが精霊なのか?」

 もっと人間に近いのかと思っていたがそうでもないのか…?

 次はスキルを



『無詠唱(土属性のみ)』・・・魔法、魔術全ての詠唱を無視できる。その際に消費する魔力、発動する際の威力共に変動なし。ただし土属性限定である。



『魔闘法』・・・魔力と気力を混ぜ合わせることで生成可能のエネルギー『魔闘気(チャクラ)』を持ち入り方を習得する際に取得するスキル。生成に必要な時間を短縮させ、一度に精製できる総量も増やす。熟練度が上がるにつれて魔闘気を貯蓄することもできる。



 こんな効果だった。

 試しに


「『アースピラー』」

 オレが魔法名をつぶやいただけで魔力が消費されて発動した。


 今回オレが発動させたのは石柱の魔法。

 先端をとがらせて下から突き刺すような攻撃も出来れば、逆に先端を平らにすることで即席の足場にすることもできる魔法。

 使用者のイメージ次第でいろんなことができる便利な魔法ではあるが状況が一瞬で幾度も変化するような戦場ではその時に求められるものが変わるため、無駄打ちだったり逆に邪魔になる可能性もある魔法。


「だがこれなら大分使えるな」

 無詠唱が使えるのならその時に欲しいものを欲しい場所に設置することができる。

 攻撃に使うもよし

 防御に使うもよし

 移動補助や妨害にも使える。

 ホントに使い勝手のいい魔法になったな

 いや、


「きっとほかの魔法も…」

 これは、本格的に立ち回りが変わるな。

 無詠唱を得たことでもっともっと自由に立ち回れるようになったかもしれない。

 そんな予感にオレは震えた



 次にユニークスキル。



『大地の息吹』・・・大地の深淵を体験し、精霊と触れ合えたものが取得できるユニークスキル。取得者の肉体を若返らせ、より強くなるために作り変える。その際に取得者の肉体に大地の文様を刻み、不浄なものから守る鎧を授ける。精霊とよりつながるための目印であり、刻まれた者により強い進化を促す



 なんか、とんでもないことが書かれてたよ

 不浄なものから守る鎧って何? オレ、そんなものもらってるの? 鑑定結果からはそんなものは見当たらないけど…


 というか年齢が違う原因はユニークスキルなのね。肉体を若返らせるって何でもない様子で書かれているけどその効果は尋常ではない。なんせ若返りだ。古今東西の権力者たちが求めたであろう不老長寿を成そうと言うのだからそのすごさが分かろうと言うものだ


 もう十分なほどだと言うのにまだ続く。進化を促すって何? オレ、一体何になるんだ? というか種族の部分が今までと違うのは気が付いていたけどそれよりも職業やスキルが気になっていた。だがそれももう無理だ。


 そしてユニークスキルの次はこれを見よう。



『新人類』・・・人間が進化した種族。もともと人間はエルフほど魔力に優れた種族でもなければドワーフほど身体が頑丈でもなく獣人ほど五感に優れた種族ではない。だが進化することでそのすべての能力が飛躍的に向上し、エルフほどに魔力に優れ、ドワーフほどに身体が頑丈で、獣人に負けないほどの五感を手に入れた。人間の完全上位互換の種族である



 エラい種族になったみたいだ

 ていうかこの世界。マジでエルフやドワーフっているんだ。獣人はリナと会っているからわかるんだがエルフやドワーフは今まで見たことがない。

 やはりエルフは耳が長くて木登りが得意な種族なのだろうか?

 ドワーフは背が低くてゴリマッチョで髭を蓄えていて大酒のみ何だろうか?


 見てみたい。

 今まで物語の中だけでしか見たことのない人々をこの目で見てみたい。


 子供のような好奇心が湧き上がってくるのを感じつつ次の鑑定に取り掛かった。前にいい加減突っ込んでいいかな?


「何でステータスが下がってるんだッッッッッ!!!!!」


 おかしいだろッ!

 あれか? レベル1になったからか?

 だとしてもいきなり十分の一はねぇだろッ! 人の心がねぇのかッ!



 思いつく限りの罵声と文句を吐き出したから気持ちが落ち着いてきた。

 気を取り直し手続きを調べよう



『大地に愛されし者』・・・土属性魔法への適性が高く、土の精霊を触れ合え、土属性魔法を極めることができた者に贈られる称号。土に関連する知識経験を得やすくなり、関連するスキル、職業、称号を獲得しやすくなる。



 土に関連する知識経験ね…

 一体どこまでが守備範囲なのかがよくわからないな。

 単純に土の種類などの知識が就くだけなのか

 それとも土と関連して砂や岩石なども含まれて各々の特徴や活用法なんかもわかるようになるのか

 はたまた鉄にまで及んで鍛冶仕事から発掘に採掘や畑仕事などにまで効果が発揮されるのかが分からない。


 もしも土だけならとても使い道が思い浮かばない。いや、陶芸とか身に着けやすくなるのか? しかしそれぐらいしか活用法が思いつかない。土の種類とか覚えてもそれが何になるんだ?


 コレが砂とか岩石まで含まれるのなら多少は活用法が思いつく。例えばガラスづくりやアスファルトづくりには砂が必要だったはずだ。それらに使える知識などが得られるのなら街づくりに役立ちそうではある。今のところそんな予定はないんだが

 ほかにも岩石から石器や罠づくりに役立つか? 石器は今更ではあるがそれでも使い捨てと考えればそれなりに使う場面もあるかもしれないし、罠も魔法だよりではない罠があれば討伐も楽になるかもしれない。


 だがもしも鉄にまで及ぶのなら一気に変わる。まずは鍛冶仕事。今のところ大丈夫だがこの先もっともっと強い魔物との戦うのであればもっと強い武具は必要不可欠。そしてそんな武具を点検するためにも鍛冶知識や経験は重要なんだ。

 発掘と採掘も同じ。いくら鍛冶仕事ができるようになっても素材がなければ話にならない。魔物の素材だけでは足りないかもしれないし、ほかにも鉄や貴金属に宝石などの出番はある。それらを手にできる知識経験が得られるのならこれは嬉しい。

 最後に畑仕事。これはもう、ホントにありがたい。だって生き物はすべて食わねばならない。食わねば死んでしまう。ならばその食い物を育てられる農業は絶対に必須。下手をしなくても戦闘力よりもほしいものだ。それらの知識が得られるのなら下手な名剣よりもずっとありがたい。


「さて、どこまで使えるのかね…」

 下手をすればただの称号なのかそれとも世界を救えるカギになりえるのか

 期待してもいいのかもわからんが楽しみにしておこう…

今回はかなり短いですがもう一話もすぐに投稿予定です

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