第5話 ユーサー・ベルトラン王との謁見(非公式)
お久しぶりです。読者の皆様。
トラウマがいくつもあって困っているですです。
1ヶ月ぶりですが、どうぞお読みになって下さい。
10月3日正午から新連載します。
見切り発車のこの小説よりかは割としっかりと纏まりがあります。
暫くは新連載の方を中心に執筆していきますので、こちらは投稿が不定期となります。
(作者は半年に1回以上は投稿したいと思っています)
新連載の方もどうぞよろしく!!
アウラ視点
ん、なんか優しく抱き締められている感じがする。
誰の胸板だろう。筋肉が程よい感じに付いていて…
パチパチ
上を見たら、
な、な、何でナギの顔があるの〜〜!!
昨日、私何していたんだっけ?
確か、ナギが遊びに来て、お話ししてて、あれっ。
ここから先が思い出せない。
ナギに何か言われたのね、何だったかしら。
あ、思い出した。
『今日は寝かせねーぜ』
///
思い出しただけで顔が赤くなっていくのを感じる。
でも、昨日の仕事全部終わらせて無かったはずだけど、どうしたんだろう。
「ん。アウラ、おはよう」ニコ
アウラ視点(終)
目が覚めたら、アウラが起きていた、顔を真っ赤にして。
「ん。アウラ、おはよう」
「お、おはよう。な、な、ナギ」
「寝顔、かわいいかったよ」
「///ん〜〜!何で寝顔見てんのよ!!」
「それとも、ナニをしたかった?」
「///」プシュー、ボフン
「ま、又今度ね」
「あ、ぅ、するのって決定事項なの?」
「そうだな、決定事項だ。だが、今日こそ謁見してくるからな。ギルドに行ってくれ。終わったらマスター室に直接行くから」
「分かったわよ。頑張って来なさいよ」
「当たり前だ。流石の俺でも王様はキツいからな」
「ふふふ、そうかしらね」
「取り敢えず行ってくるわ」チュッ
「ええ、行ってらっしゃ…///」
「応」
「おはようございます。女将さん」
「ああ、おはよう。彼女さんは?」
「まだ寝ていたんで、そのままにしています」
「そうかい、行ってらっしゃい」
「はい、ありがとうございます」
宿の裏路
転移
l
l
王城内
ん、あれは。
「なぁ、アンタ」
「はい、何でしょ・・・う。い、」
「い?」
「伊耶那岐様〜〜〜〜〜!!!どどど、如何して此処に?いつお入りになられたのですか?!」
「今。つか、この城穴多過ぎ。それと、今日は王様に会いに来た」ニヤ
「(゜o゜;;。では、今ご案内します」
「いや、いいよ。今日はアポ無しで来てるんだし。王様に会いに行くという名目で城内探索するから」ニコニコ
「わ、分かりました。では、分からない事があれば近くのメイドにお聞き下さい」
ふむふむ、此処が禁書庫か。
パラパラ。
召喚魔法かいいな。後でやってみるか。
そろそろ王様のとこへ行くか。
転移
l
l
王寝室
zzz…×2
何だこの夫婦はラブラブしながら寝ているぞ。イラ
防音結界発動×2(この部屋と自分自身に)
爆音魔法発動迄
3・・・2・・・1・・・発動!!
ドッカンドッカンドッカン
「わっ、何だこの音は?耳が痛い。何が起きた」
「あ、あなた。この爆撃音何なの」
防音結界解除
「これは少しお巫山戯が過ぎましたかね」
「誰だ!」
「すみませんね。イチャラブしながら寝ていたので少しばかりムカついたので、思い切り起こしたくなってしまいました」
「「いやいや、それ程でも〜」」
「それでは、自己紹介をしましょう。私柊伊耶那岐と申します」
「なっ、君が伊耶那岐君か」
「あなたのお知り合い?」
「彼がアルトリアとカトリーヌを救ってくれた方だ」
「それはそれはその節はありがとう御座いました」
「伊耶那岐君はなぜ此処に?」
「私の事はナギとお呼び下さい。此処に来た訳ですが、この場で謁見を済ませてしようと思いまして」
「それは、正式な場で行おう」
「いえ、私はそういった畏まった場が苦手なのでこのままで構いません」
「そうか、この度は本当にありがとう」
「偶然居合わせただけですので、お礼を言われる程の事ではありません」
「それでもケジメとして言わせてくれ。それと娘達の命の恩人に敬語など使わなくて良い」
「それでは公式の場のみ敬語は使わせて頂きます。それと、あなた方も敬語を使わなくていいです」
「そうか、分かった。それで、褒美を与えたいのだが・・・」
「それは大丈夫です。イチャラブ寝ている間に城内探索させて貰ったので」
「そ、そうか。だが、それだけでは足りないだろう」
「いえ、ぷらぷら歩いているうちに色んな所に行き収穫は有ったので」
「して、その収穫とは?」
「禁書庫での召喚魔法ですね」
「き、禁書庫であるか。それにしても召喚魔法か。使えるものはもう、手で数えられる位しか居ないだろうに」
「今度、召喚魔法を行うと思います。そろそろお暇させて頂きます」
「そうか。もしかしたら、謁見を行うかもしれん。その時は、なるべく応じてくれ」
「分かりました。それでは」
転移
l
l
ギルドマスター室
「終わったぞ。アウラ」
「あら、ナギまだ終わりそうに無いから先に帰ってていいわよ」
「紙の山が10以上あるじゃん。アウラも疲れてそうだから代わりに俺がやる。アウラは少し寝てな」
「それはナギに悪いわ」
「この位造作も無い。終わったら起こすから」
「本当にありがとう」
「その言葉は終わってからにしてくれ」
「ええ、お休み。ナギ」
「ああ、お休み。アウラ」