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第五十話~納涼祭3~

約束の時間を15分過ぎて、黄緑色の浴衣を着た東条と、Tシャツにジーパンというラフな格好の中瀬が左右からそれぞれ現れた。


北山

「やっときやがったよ、万年能天気と変態厨二病」

白川

「お、おっせぇよ!」

東条

「ごめんごめん。ちょっとコンドルが地面にめりこんどってさ」

北山

「意味がわかんねぇよ」

中瀬

「俺が遅いんじゃない。貴様らが早過ぎるんだ」

北山

「どんな言い訳だよ。15分過ぎてんだろ。おめぇが遅いんだよ」

西園寺

「全員、揃いましたね! じゃあ行きましょうか」

東条

「おーう!」


六人は鳥居をくぐった。


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