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第四十四話~北山家~

夕飯時の北山家。父と母、そして妹と共にビーフシチューを頬張る四人。


「お父さん、ちょっと天智に遊んでばっかいないで勉強しろって言ってよ!」

「お兄ちゃん、夏休みになってから、あんまり家にいない……」

北山

「家で引き籠ってるよりか遥かに健全じゃんか、そっちの方が」

「いいか? 天智。伊藤博文っているだろ?」

北山

「あ、うん」

「彼はな、お前くらいの歳には、同門の久坂玄瑞・高杉晋作・桂小五郎・井上聞多らと倒幕運動に加わってたんだぞ。国を動かそうとしてたんだ。お前はもうそんな年なんだ」

「すごい、伊藤博文!」

北山

「伊藤博文が父さんと同じ年の頃には、彼は日本の初代総理大臣だったけどね」


食卓が凍りついた。

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