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第二十四話~記憶~
北山
「幼稚園の頃は、よく砂場とかで遊んだなー懐かしいわ」
西園寺
「え? 幼稚園の頃の記憶なんてあるんですか?」
北山
「幼稚園年長くらいまでならな」
西園寺
「凄い記憶力ですね。僕なんて、小学校低学年くらいが限界ですよ。東条さんは?」
東条
「ぼくは去年くらいかな~」
北山
「まあ、妥当だな。中瀬は?」
中瀬
「母上の腹の中で腹を蹴っていたのは、記憶に残っている」
北山
「うっそだー。白川は?」
白川
「精子のときだな」
北山
「嘘だろ」