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第二十話～夢～
南
「今日さ、すごい夢見ちゃって」
東条
「えー、どんなどんな？」
南
「冬の日にイチゴパフェが止まらなくなって、ごはんをおかずにしてそれ食べきったら、みんなで放課後に紅茶飲んでって感じで」
東条
「なにそのけいおん」
白川
「なに、夢の話してんの？ 俺も昨日スゲー夢みちゃったわ」
東条
「なになに？」
白川
「親父がギャンブルで借金して、借金取りに家の扉ボコボコにされて、母親が泣きながら家出てくって夢」
南
「すごい悪夢……」
白川
「そんなことねーよ。現実とそんな変わんないし。あっはは」
北山
「早く、夢、覚めるといいな」
