表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/83

第十二話~転入~

朝のホームルームが始まった。豪徳寺三四郎が扉を荒々しく開け放ち、入ってきた。


豪徳寺

「お前ら、席に着け」


生徒は、席に座り始める。


豪徳寺

「今日は、お前らの好物、転校生だ。ほら、入ってこい」


角刈り頭で目が少しつりあがり、無表情のまま一人の男子生徒が入ってきた。


豪徳寺

「自己紹介しろ」

中瀬

「この世界での名前は、中瀬譲だ。本名は、人間などには教えない。以上!」

豪徳寺

「この通り、頭がイカれてやがるが、よろしく頼む。今日のホームルームは終わりだ。中瀬は……あの金髪馬鹿の隣にでも座っとけ。以上」


豪徳寺は、今度は荒々しく扉を閉め、出て行った。


中瀬は、ゆっくりと指示された席に着いた。


白川

「よお、転校生。どっから転校してきたんだ」

中瀬

「この大陸よりも北部に鎮座する大陸だ」

北山

「北海道っつえよ」

白川

「お前、変な奴だな。で、なんで転校してきたんだよ」

中瀬

「王国の主がこの界隈の侵略を狙ってな。おっと、これ以上は言えないな」

北山

「とんでもねーのが来たな」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ