表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

88/140

通常勤務再会しました。

 朝早く目覚めて驚きました…大きなグリフォン像に…


 悲鳴を上げそうになったのは内緒です。


 暗闇に佇む姿はまさしく魔獣…特に、象の目に埋め込まれた宝石?…が、朝焼けの光のせいで光ってて、

 あ…私死んだって、一瞬思いましたね。


 嫌な汗がいっぱい出ました。なのでお風呂に直行します。


 さて、お風呂から出たら、出勤の準備をしましょうかね。


 うーん、やっぱりこっちの生活は素晴らしいです…

 アーラントには、共同浴場が二日に一回でしたから…なんて贅沢なのでしょうか…ソフィア様達には申し訳ないですが、

 お風呂を堪能しております。


 さて、じゃあいよいよ出発しようかと扉に手を掛けたその時、


 私の部屋の前を多くの方々が歩いています…


 そうでした。人数増えたんだった。扉を開けて皆さんに挨拶をして…

 その列に並んで出勤しました。


 相変わらず…人数は増えましたが、きっちりと十七歩です。

 まあ…そりゃそうですが…

 



 さて、私は私の机に座ったまでは良いのですが、

 はて、一体ここで何をすれば良いのか…


 この部屋の、お茶や身の回りのお世話係りとして、二人の給仕が付きましたので…お茶もお掃除も既に終わっていて…


 ますます仕事が有りませんね…


 手持ち無沙汰です…そんな時、ヘンリエッタ様が来られました。


 慌ててお出迎えにって…それも二人の給仕に全力で阻止されました。


 それは私どもの仕事ですからと…グヌヌ…

 

 そして、ヘンリエッタ様がお部屋に来られました。

 ご挨拶して直ぐに、

 白紙の紙の束を渡されました。


 「これ報告書ね。分かるとこだけでいいから、先にある程度、埋めておいてくれるかしら…」


 おお!これは待望のお仕事ですね。勿論、喜んで!



 急いで取り掛かろうと紙の束をめくります。


 そして、早速記入を開始します。


 文字を書き込む度に、様々な懐かしい記憶が蘇って来ますね。

 全てはほんの数日前の事なのに、もう随分と昔の様な気がしますね。


 「ところでエトラン、あなた昨日、エステルのお店に行ったって、聞いたわよ?」


 え?あ、はい。耳がお早いですね?

 はい、確かに伺いました。大きくて素敵なお店でした。


 「どう、元気にしてたかしら、エステルちゃんは…」


 ええ、お元気でしたし、沢山昔のお話を聞かせて頂きましたよ。

 例えば…幽霊船のお話とか、島のジャンプ台の話とか…


 「え?…何か変な…余計な事、聞いてない?」

 

 え?はい、とっても楽しかったって、聞きましたね。


 そう言えば…幽霊船の秘密…それってかなりの極秘事項…なのだそうですけど、

 流れでつい、聞いてしまいましたが…私、死刑でしょうか?


 「え?もう、バカね。貴方は上級職なのだから、秘密も何も、もう関係無いわよ?」


 え?あ?そうなのですか…フー…

 そりゃ良かった…危うくおしゃべりで死罪…ううう、考えただけでも恐ろしいですね…


 でも、まさかあの幽霊船が、王様の考えた演出だったって聞いた瞬間は、かなり驚きましたよね…

 「ホントに凄いでしょ?…あんな事を普通は、誰も考え無いものね…そうそう、私もそれでね、大きな声で叫んだのよ、何度も何度もね、うふふふ…」


 なんでも、乗り込んで来る海賊を、ただ脅かして追っ払うって…


 多くの子供達を守る為だそうですが、武力も使わず、怪我人も出さず…


 本当によく、そんな事、思い付きますよね~…感心しきりです。


 「思い出すとまた、なんか大きな声で叫びたくなっちゃうわよねえ…アハハ…」

 

 いたずらっぽく笑うヘンリエッタ様を横目に、仕事に戻ります。


 数字になると、かなりの経費が動いているのがよく解るのですが、



 これは全部では無いですが、アーラントに対しての貸付け扱いの部分も一部有るそうで、


 アーラントもこれかららも大変なんだなと。



 まあ…あのお姫様なら、きっと大丈夫でしょう。


 特に農業支援が大きな役割を果たすことになると思います。


 それと…ショーギ。

 既に来年の大会のスケジュールも発表された様で…ますます盛り上がって行くと思います。



 お姫様もそうでしょうが、そして今日も、

 皆さん揃って、あのご神体に祈っているのでしょうね…

 そう、あの三人もきっと必ず…



 【深淵】教団のご神体って、ホントは椅子なんですけどね。


 神様の椅子って、結構有名なお話だと思うのですが…


 ドラゴン壊し…あれもまあ、ある意味祈る対象と考えても、良いですよって、


 司祭様も笑ってましたが…苦笑い…



 多分…ご本人を差し置いて武器って、それはちょっと、間違ってると…そう思いますが。


 熱心に祈ってるなら野暮ですね…




 まあ…法律がある訳じゃ無いし、別に良いんですけどね。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ