いざ決勝…の前にも一騎打ちです。
うちの王様との対戦を前に、一旦食事休憩と、
それぞれの部門の優勝者が集められました。
まあ…決勝前ですが、一旦、表彰式ですね。
勝負も注目を集めますが、一体どんな豪華賞品が授与されるのかと、観衆の注目が集まります。
まずは初心者初級者部門の優勝者、シージ君です。
皆様、盛大な拍手をお願いします。
続きます。経験者部門の優勝者、シャービス将軍閣下です。
皆様、拍手〜拍手♪
そしてたった今試合を終えたマイケル司祭です。どうぞ盛大な拍手を〜…
食事を片手に、皆が注目する中、まずはアーラントの女王、お姫様が登壇します。
「皆、よく戦いました。アーラントの皆も、傷つき疲れた心で、本当によく善戦したことを、私も誇りに思います。後ほど、わずかばかりでは有りますが、此の国の宝物殿より、何れかの褒章を、三名に授与致します…」
盛大な拍手が起こります。笑顔で脇に移動する王女様…
そこに、帝国の王が登壇します。
『皆、急で勝手なな催しにも関わらず、多くの賛同や協力を心から感謝し、俺もアーラントの女王も大変嬉しく思う…特に軍部、忙しい中、無理を言った事に心から詫びよう…』
王様のそのお言葉に、これまた一層盛大な拍手や歓声が、周囲全体に起こりました。
各軍の方々は一斉に膝をつきます。
王様はすぐ様『ありがとう…もう楽にしてくれ…』と言って、皆を立たせます。
騒がしい聴衆に向けて、王様が左右にゆっくりと顔を向けたあと、
スッと手を挙げられます…
多くの声がピタリと止んで、王様が再び口を開きます。
『さて、ここいる三人の英雄には、それぞれ金貨百枚、宝剣…そして名誉…そこから望みのものを選んでほしいのだ』…と、
え?金貨に宝剣はまあ…分かりますけど…名誉?
三人の優勝者は準々に告げていきます。
シージ少年「王様におねがいします、金貨を下さい、そしてそれを、アーラントの為に使ってくださいっ!!」
割れんばかりの大歓声が起こります。まだ幼い少年が、自分を差し置き、国の復興を望むなんて…うるっと来ました…
シャービス将軍と司祭は二人でちょっと話し合った後で、二人同時に王様に向かって言いました。
「我等は既に、勝利という大いなる名誉を得ております…故にこれ以上、望むものは御座いません!!」
大きな歓声が上がり、皆の称賛の声が大きなウネリとなって会場を包みます。
『その心意気や良し…だが…ソナタらには、復興の為に尽力した事を記す国門に造る記念碑に、
この国の歴史に未来永劫残る、記憶と記録と言うなの、最高の名誉を授けようぞ!』
うおおおおおおおお〜!!
更に歓声が大きくなっております。
胸が熱くなる…それ以外の感情が全てどこかに吹き飛んで、
ここに集う全ての民、軍人、皆が一つになったと、そう強く感じます。
これで一応…表彰式が終わり、
王女様も王様、そして優勝者らもそこから移動して、
本来のショーギの試合の会場が整えられます。
そこに、男女複数の人達が、ここへ駆け寄って来ました。
誰だろ?見ない顔ばかりだけど、こんな人達居たっけ?
「ええ?!…ば、なんでここに?」
司祭様が本当に驚かれていますね?
更に集まった人達が王様に向かって集まり、
ええ!?…な、なんか抱きついたりしてますけど?ええ?
『いてて、ちょっ、おい、痛いって、ほら…よお、お前ら、みんな元気そうだな?…』
関係者?
他国の軍の方々も、若干、呆気に取られていますが…
明らかに王様の…そして司祭様の関係者さんの様で…
王様があんなに嬉しそうに笑ってるのって、意外と珍しいなと…ふと思いました。
どうやらかつて、王様に救われ、一緒に暮らしていた子供達だった…けど、まあ…大人になられた皆様だそうです。
マイケル司祭もそこに居たそうで、皆様幼なじみって事になりますかね。
「急に連絡が来たからビックリしたけど、サーシャは仕事ほっぽって来たんだよ?」
王様にしがみついてる女性が言うと、
『ああ、急に悪かったなサーシャ…折角だったからな、皆も急に悪かったな…』王様もにこやかに笑ってます。
お兄ちゃんやお兄さん、神様、色んな呼び名が飛び交ってますが、王様は皆の頭をポンポンとして、
「マイケルと一騎打ちなんだわ、両方ちゃんと応援してくれよな?」
「サラちゃんには悪いけど、僕がお先に、神様を超えるからね?」
「えー?無理じゃないマイケル?私だってまだ無理なんだからね!?」
なんか…凄く盛り上がってますね…
『じゃあマイケル…いやマー坊よ、そろそろ始めようじゃないか!』
「ええ、はじめましょう…」
ついに、両雄が激突しますね。
ただ…
ここで…まさかの次回のお知らせです…
続きは…なんと次回です。
では、さようなら〜♪




