輝く星
ある星はまぶしく光り輝く星にあこがれた。
その星は自分もそうなりたいと思った。
そのために努力し、嘘を吐き、光り輝く星だと自分に言い聞かせた。
いつしか自分もその輝く星たちの仲間になっていた。
それに喜びを感じ、より一層輝いた。
自分はもっと輝けると思いさらに輝いた。
気づいたら周りで一番輝いていたのは自分だった。
周りにエネルギーを与えているのは自分だった。
そんな中、ある青い星を見つけた。
その星は、光り輝いていないのに、まぶしかった。
疑問に思った、なぜ、どうして、自分よりまぶしいのか。
悔しくて、悔しくて、もっともっと輝いた。
やがてその星は眩しい光とともにいなくなった。