サザエさんえすぴー
繰り返される同じ年。
サザエさんSPを観ました。
カツオのライバル新キャラ星宮君の登場などありましたが、一番グッときたシーンというか、そりゃねえよという場面がありました。
それは波平さんとフネさんが、カツオやワカメの将来の事を話し合っていたときです。
・・・その時は永遠に訪れないのに・・・。
一視聴者として、いや皆さんもそう思っているはずです。
サザエさんの世界は常に1年という時間がループし続けます。
恐るべきことに数十年という長き時を隔てもずっと抜け出せないのです。
家電や家具、隣人が時代に合わせ微妙に変われども、基本は一緒です。
これは幸せなのか・・・きっと幸せなのでしょう。
だって、サザエさんの世界に住む人々をその事実を知らないのだから・・・。
だけど、変わらないことを知ってる私たちにとって、2人の会話は虚しく聞こえてしまいます。
だけど、それがサザエさんなのです。
それを観ながら、
「替わらないのにね」と奥さん。
「うん」と私。
虚無感じゃないな、ありえへん未来にツッコミ?うーん、それを言わせちゃうみたいな・・・。
なんか、めっちゃ真面目に書いちゃった(笑)。
それは果たして・・・。