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決断、成約す

 なかなか体力いるよね。


 これは、もうタフトかな・・・私はそう思いつつも、ひょっとしてと淡い期待を抱き、休み前の日に新しい中古車雑誌を買ってみました。

 ひょっとして、希望のジムニーないかな~と、ペラペラとめくります。

 ・・・ありませんでした。

 思いきって!とも思いましたが、今回はタフトにしよう。

 翌日、動きます。

 もう一度、ディーラーに行って、それから中古屋さんの流れでという算段でした。

 ディーラーでの作戦は、➀中古屋さんの新車での値段を伝える➁奥さんの車もここで購入している。かつて取引のあった、お義父さん(修理工場営む)の名前をだす➃ニコニコ一括払いの3本の矢で望むことにしました。

 まあ、ディーラーだから中古屋さんほど安くならないだろうなと・・・だけど、この前みた新古車ならワンチャン・・・交渉開始っ。

 ・・・すぐに暗礁に乗りあげました。

 170まんのやーつを155まんぐれえにしちゃると意気込んでおりましたが、こやつ2年落ちでした。すなわち来年車検・・・こりは駄目だ。

 ふう。

 意気消沈しつつも、とりあえず中古屋では新車だと、Gグレードで162まんえんだったと、それに二束三文であろう私の乗っている十年物のノートがよい値段で引き取ってもらえる。奥さんそしてお義父さんのこと。それから一括払いと、私のもてる材料をさらけだしました。

 すると、

「ちょっと見積もってみましょうか。お引き取りする、お車見せていただいてよろしいですか?」

 と本腰を入れはじめる店員さん。

「はい」

 こちらとしては、どうせ、思った値段とはいかないだろうと思いつつもお願いしました。

 ・・・・・・。

 ・・・・・・。

 でてきた見積もりは・・・。

 へ・・・安い。

 俄然前のめりとなった私と店員さんは、アレコレとオプションなど話し、およそ5枚の見積もり書をつくっていただいたのち購入の決断をしました。

「今がちょうど、頑張れる時期でして、これが一週間経つと、(この値段)難しかったかもしれません」

 店員さんが誇らし気に言います。

「そうでしたか、良かった~。勉強してもらって、ありがとうございます!」

「いえいえ、こちらこそ」

 私はお礼を言ってお店を後にしました。

 う~ん、タイミングって大事だね。



 納得。

 とりあえずホッとしました。

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