実家は賑やか
新年会・・・。
さて、車で30分ばかりの帰省(笑)で実家へ着くと、賑わっていました。
妹達の子どもたちが、部屋を駆けまわって遊んでおります。
そういや、去年からこの光景は戻ったんだなと、その前はコロナで自粛でしたからね。
さっさとやつらにお年玉を渡し、皆と食事を楽しみまったりと過ごします。
すると、なんか下の妹家族がそわそわしております。
「そろそろ芸をね・・・なっ」
親父がそう言いだします。
・・・ん・・・去年む?・・・たしか、あっ、なんかやっていたな。
と、私は思いだしました。
「大介、俺達もやるぞ」
親父はノリノリで言います・・・聞いてないよ(笑)。
下の妹は超大作「アバター」の寸劇でした。
子どもたちが一生懸命で可愛い・・・なにより父(妹の旦那)がやりすぎ(笑)。
続いて妹家族が、甥っ子の将棋の藤井聡太さんのモノマネからの家族全員キツネダンスの披露で度肝を抜きます。
毎年あいつらやるね~。
私は、奥さんと母に、
「家族毎にやるぞ。嫁ちゃん打ち合わせを」
「私は見てる方がいい」
「私も」
唯一の常識人、2人は首を縦に振りません。
・・・ならば。
急造の親父あんど息子コンビ爆誕(笑)。
「どうする?」
ノープランの我等・・・しかし、私は咄嗟に思いつきました・・・これはなろうでの創作生活の賜物かもしれません(笑)。
「親父、銭形平次やろ。歌えるやろ」
この曲は親父が結婚式など披露する18番なのです。
「俺が悪人役をするから、親父が銭形をやってくれ」
「投げるやつは・・・」
「そのへんの小分け袋に入ったお菓子で、十手は紙を丸めて」
「よし」
開演っ。
襖が開きます。
私は、ぴっちりシャツの首元を頭にかぶりこびとづかん状態になります。
「泣く子はいねぇがぁ」
子どもたちの方へ向かって威嚇、のち親父の方へ振り返り対決、銭に見たてた小袋をあてられ、突進、そして斬られます。
ばちーん!
親父か私の頭を叩きます。
痛いっ!加減しろよ(笑)。
ばたりと私は倒れます。
決めポーズをした親父が熱唱しはじめると、私はむくりと起きあがり、バックダンサーあんど一緒に熱唱しました。
子ども受けは良かったな(笑)。
楽しいひとときでした。
うちの家族って・・・(笑)。