表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日々原高校ゲーム部  作者: 名波 和輝
007 日常(2041/05)
63/83

007-012 ちょっと分が悪いかも


 7試合目。


 時間的に今日最後となることだろう。


「後降り〜」


 マッチが始まってすぐ、まるで口癖のようにyou先輩はそう言った。


 これを聞くのも今日は7度目だ。


 飛行船がゆっくりと島を横断し、最後のランドマークが見えたところで、僕達は飛行船を降りた。


「1パ被り。こっちが先降りになりそう」


 K.A.I.先輩が端的に報告する。


 you先輩とTomo先輩が近くに降り、その2人と僕とK.A.I.先輩は三角形を描くように離れて降りた。


「僕の方に1人来ました」


「こちらにも1人来たね」


「こっちには敵来てない」


「部長の方はオレがサポート入るわ。K.A.I.はMoMoちゃんの援護を頼む」


 僕達の報告を聞き、you先輩は即座に指示を出す。


「了解」


 武器。武器。


 こう言う時に限ってピストルしか落ちてないんだよなぁ。


 僕はひとまずピストルを手に取る。


 そのタイミングで接敵。


 敵の武器はショットガンかな?


 ちょっと分が悪いかも。


 僕はピストルを撃ちながら、左右に動きつつ、敵の方へと近付いていく。


 エイム中の速度低下が少ないのがピストルの数少ない利点の1つだ。


 6発6中。流石にヘッドショットばかりとはいかないけど、手足へのヒットも少ない。


 リロード操作をし、リロードモーションが入ったら、パンチを相手に当てる。


 そうすれば、ノックバックで相手のエイムがぶれているうちにリロードが終わる。


 リロードの短さ、これもピストルの利点の1つだ。


 そして、もう6発当てれば、僕の勝ちだ。


 とは言え、結構ギリギリ。相手のエイムが良ければ、ダウンしてたのは僕の方だった。


「1ダウン取りました」


 僕は落ち着いて確殺を取りながら、報告した。


「OK〜。こっちは2v1なの察して、逃げ帰ったわ。K.A.I.、武器は?」


SR(スナイパーライフル)拾えた」


「詰〜めるかっ。よし、詰めよう。MoMoちゃんは、回復巻いてから急いで来てちょうだい」


「わかりました」


 詰めていく先輩達を横目に、僕は敵の死体からショットガンと回復薬を漁り、回復を巻いた。


 9割方回復したところで、僕は先輩達の方へと急いだ。


「ラス1、ラス1」


 移動中にそんな声が聞こえて来る。


 あっ、これ、終わったっぽいな。


 そんな予想は見事に的中し、僕の到着を待たずに、敵部隊は壊滅した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ